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見えるもの 聞こえるもの  作者: 雲母坂
1/4

なぜこの眼を持っているのか

「今回の新人は龍滅眼を持ってるらしいですね」

 眼鏡をかけたスーツ姿の男が言う

「あぁ、とても楽しみだ」

 とても体格のいい男が言う




 近代都市アイヒェルド。

 科学技術なども発達しており、活気溢れる国だ

 その中で犯罪を取り締まる組織「一部」

 そのうちのごく少数が「死部」と言われている


 今日はその一部の新人歓迎会だ




「えー、とりあえずぅ試験に受かった者達ぃおめでとうぅ」

 壇上で男が喋っている

 ギャーギャー子供のようにうるさい周りに対しとても冷たい目をした静かな若い男がボソッと呟く

「うるせえな、死ねばいいのに」

 背は中ぐらい髪も長くもなく短くもなくという感じの

 男、名は「白」


 また壇上で男が喋る

「えーみなさんー今回はぁ試験の結果を通してぇ死部の入部者をぉこちらで決めさせてもらいましたぁ」

  エコーのせいか、語尾がすごく伸びる喋り方だ


 相変わらず周りはうるさい、顔見知りが多いのだろうか

  ギャーギャー騒ぐ周り、何か叫ぶ一部の警備員、何かが落ちる音

 

黙れ



  そのたった三文字ががありえないほど冷たく、鋭利な刃物のように鋭く全員に突き刺さった。

 

 とても緊迫した雰囲気を壊すかのように、壇上から声が聞こえた

 

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