二人の決意
私は仲間...居場所が欲しい
僕は心の拠り所...居場所が欲しい
僕は理由はなんであれ自分の居場所が欲しい。
私は理由はなんであっても自分がいる理由、実感、そして何より...
理解者という名のパートナーが欲しい。
一人は嫌だ
一人は嫌
一人は寂しい
一人は苦しい
心を開く準備が欲しい。
でも、会いたい。もっと話したいから。
僕
私
は今日、話そうと思う。
*
僕にはあの少女が必要不可欠存在になっていた。依存していた。とも言えるほどに、少女に会えなかったらと思うほどに胸が締め付けられる。
僕(今日は、少女に打ち明ける。
いや、お願いをしてみる。
この願いが届くかはわからない。でも少女が同じ気持ちなら受け止めてくれるはず)
決心をして家を出る。
その足取りは、重けれども軽い。
まずは、自販機に行き
いつもどうり、炭酸飲料を買う。
でも今日は他に苺みるくを買って小学校へ。
*
彼が来るまでわたしは裏庭のベンチで待つ。
彼に言うセリフを考えていると、不安が募り始める。
私(こんな私を受け止めてくれるのかな?嫌われないかな?もう会えなくなっちゃうかな?でも、あの人には知ってもらいたい私を、私という............
を)
右から足音が聞こえる、おそらく彼のものだろう。
心臓がいつもより多く、大きく波打つ。はちきれそうだ。
そして、声が聞こえる。
彼「こんばんは」
*
少女「こんばんは」
僕は少女の方へ歩いて、隣に座る。
ポケットから、炭酸飲料と苺みるくを取り出し、苺みるくを少女に向ける。
僕「飲む?」
少女はぎこちなく
少女「は、はい」
苺みるくが手から離れる。
苺みるくを開け、「いただきます」と一言添えて飲みだす。
その様子を見て、僕も炭酸飲料を一口
飲む、少女は、一口飲んだ後こちらを真剣な表情で見つめていた。声をかけるかと少し様子を見ていたが、口を開けなかったため自分からかけることにした。
僕「あのさ」少女「あの!」
同時だった。今思えば様子見せずに声をかけていればこんなラブコメみたいな展開にならなかっただろう。
そこからは、案の定
僕「どうぞ、そちらから」
少女「いえ、そっちからよろしくお願いします」
微妙な空気になっても、続けてしまえる。
今だけは、そんな勇気が湧いている。
僕「わかった」
深呼吸をして、間を空ける。
頭の中を整理し、口を開ける
僕「あの、もしよかったらなんだけど...
今、書き終わったものなので、確認していません。字が違ったりしていた場合、教えてくださると助かります。




