僕の理由
大変長らくお待たせいたしました。
久しぶりの幻殺少女よろしくお願いします。
英語教師(以後土佐犬)「How many
〜〜〜⁉︎」
うるさい
ただ、それしか思わない。
土佐犬「全く、なーぁに?田中君はいつも忘れ物をしてぇ?本当、チョレェ」
チョレェ。この土佐犬の口癖みたいなものだ。これを言われたら最後生徒は鬱になる。言われた生徒を見ればもう顔が真っ青だ。まるで、ブルーベリーのように。その後生徒は授業に集中できなく、次回の小テストで0点をとる。という、都市伝説的なものがある。もちろん、本当。
なぜかって?
実際になってしまったからに決まっている。もう嫌、絶対嫌。怒られないようにしないと。じゃあ集中して授業を受けるわけにもいかない。だって、
頑張れば、成績は上がるけど授業であてにされる。多分今日も...
土佐犬「はい、これを最近頑張っている佐倉ちゃんやってみようか?まぁ、このてーどのならみんなできるけどね」
佐倉「は、はい、え、えと...」
あ、終わった。
土佐犬「遅い!次よ!次!こんなのも出来ないの⁉︎頑張ってるって介錯した自分が馬鹿だったわ!」
このいいようである。しかもこの先生...手が上がらないと...
土佐犬「なに?誰もわからないの?次進まないんだけど⁉︎速くして!」
人生の中で一番嫌いなタイプだ!
この先生の前では天才と秀才でしか太刀打ちできない。だから、いつも天才が良い内申点をもらっていた。努力している人は結果からして努力だけでは足りず、怒られるので、成績は上がるけど、下がることもある。
つまり何やっても変わらない。普通が一番ということ。
この分析に至るまでの時間を要した。と心の中でつぶやくと同時に、ふと、まどの向こうの空を見つめる。
あれから、数日が経っていた。
あの日、少女は僕の顔を見て安心していたのをよく覚えている。こんな僕でも覚えているのだから、それは今の僕はニヤけていて先生に怒られるぐらいだ。そう、土佐犬にね。
そんなこともありながら、実は何度もあの小学校に行っていた。が会わない日の方が多かった。週月曜日。彼女は現れる。服装は変わらないまま。
色々話したが、彼女は近所の中学に通っている三年生。誕生日は4月4日。
どうしてきているのかは不明。
名前は未だ答えてくれていない。尋ねても...
「まだ...教えません」
で押し切られる。なので、呼びづらい。非常に呼びづらい。向こうは、僕の名前を知っているが呼んでもくれない。
彼女とは、何度も会っていくうちに仲良くなってきていた。
今日も行く。
月曜日だから?...違う
友達がいないから?...違う
土佐犬の愚痴を言いに行くから?...違う
じゃあどうしていくの?...
心の拠り所だから
世界でたった一つの
心の拠り所だから
どうだったでしょうか?
みなさま、お久しぶりです。
雪水湧多です。
本当に待たせてしまいすみません。
次回はできる限り早く投稿します。
これからもよろしくお願いします。




