価値観
遅くなり申し訳ございませんでした。
僕「うわぁぉぁぁ!あああれ?」
勢い良く体を起こす。
夢を見ていた、正夢にならなければいいけど。というか、気絶で夢なんて見るのかな?
なぜ、夢なのか。それは、まだあの研究所...少女の家にまだ居たからだった。でも、一つだけ不可解な点がある。いや、一つじゃない、二つだ。
まず一つ、肉の塊などが無い。
そして二つ、どうして少女が二人?
一つ目の方は掃除したと仮定しよう。
だけど、向こうから歩いてくる二人の少女はなんだ?翼がある方が本物としたらもう一人は?...
もう一人はなんだろうか?直接聞くのが早いだろう。
僕「もう一人は誰?」
少女?「私?私よ、冷火よ」
その姿は、いちごと少し似ているが若干幼かった。
僕「えっ...前の体は?」
冷火「この子に壊されたのよ」
冷火は頭を掻く。何事もなかったかのように。
いちご「本当は、永遠の眠り(物理)になって欲しかった」
僕「…」
結構黒いな…。
冷火「体さえあれば、そこに入れるから」
僕「なんか、この情報でいろんなことが分かった気がする。で、ここにあった...死体は?」
死体。肝心な物を忘れかけた。
今まで、肉の塊やらで目を伏せてきたけど向き合わなければいけない。
冷火「死体?そんなのあったか?」
いちご「無いわ」
きっぱりしていた。あのおっさん達もアンドロイドとか言うつもりか?
僕「じゃあ、ここにあった死体は?」
少女「死体なんかはあるわけ無いじゃない」
一体何処へ?
僕「なら、あのおっさん...科学達は?」
冷火「ああ、その人達のこと。ええと、確か...肉塊になったから、廃棄物として処理した」
反応に困る。
僕「…」
普通に常識を疑ってしまう。全く度し難い。天才というのはよくわからない行動や言動を言ったりするらしいが、言葉の意味を知らないなどもそうなのだろうか。天才を疑う。
というか...
僕「死体を処理って、具体的にはどのような?」
いちご「焼却処理」
真顔でいうのか…。
怖いわ!
ああ、どうか安らかに眠ってください
おっさん達。
幽霊になって出てこなければいいけど。
冷火「こちらからもいいか?」




