少女は…?
僕「...」
少女「…」
無言の圧力。どうしようもない。
僕「さ、サァイコッカ」
少女「...なんでもないです」
僕「気を取り直して…見張りはいないんだね」
少女「見張りなんていたら、バレます」
確かにごもっとも
しかし、どうしたものか。このなんも変哲もない鍾乳洞が研究施設と言うのが疑問を持ちざるおえない。
僕「どうするんだ?」
少女「進むだけです」
...
少女「どうかしたの?」
なんだか、雰囲気が変わった?
…
まぁ、緊張していると判断しよう。
僕「なんでもないよ」
僕らは鍾乳洞に足を踏み入れた。
……。
アラームが鳴るなんてオチではなく、勢いよく落ちた。僕らは鍾乳洞の奥ばかり見ていたが下を見ていなかった。完全に不注意。
僕「ああああぁぁぁああ!ふぐっ」
少女に口を塞がれた。しかもキスで
落ちること3秒。
そこには、
辺り一面のクッション。
なぜ?
辺り一面の白。
圧迫感。
辺り一面の白衣と眼鏡のおっさん。
汗だく。
辺り一面の銃口。
怖い。
「動くな!......?誰もいない?」
「どういうことだ?」
「また何か動物か?」
「でも、動物はいないぞ」
「誤作動か、また調整しなければ」
僕「...」
「さて作業に戻るぞ」
「じゃあ俺はここで、センサーの調整をするから」
「了解」
「頼んだぞ」
他の三人が出て行く。
「さぁて、面倒だな」
白衣のおっさんが何やら、自分の足元を探り始めた。何をやっているかは、やりとりを聴いていたからわかったが、ここが危なくなるのも時間の問題だった。
もちろんキスはもうしていない。
くそ、ファーストキスがこんなに軽々しく奪われるとは...理想はロマンチックな場所で...じゃなくて!
僕「どうするんだよ」
小声で言ってみたが返事がなく。少女がいつからか険しい顔をしていたことに今気づき、どうやら聞こえていないわけでは無いのだろう。そこから、何かあるのだろうと勝手に推測をした。
少女「...」
僕「...?」
少女は歩きだす。
センサーをいじっているおっさんの所まで。何をするのやら。
そこまで行くと少女は、蹴った。
おっさんを。
おっさんは5mほど飛ばされ、一回転している。
僕「は...?」
気づかれるだろ!と言うつもりだったが今突っ込んでしまうと、おっさんに気づかれてしまう。いやもう、気づかれてるか。
だが、おっさんは
「はて?何をしようとしていたのか思い出せん。まぁ、良いか。コーヒーを啜りに行きますか」
おっさんは何事もなかったかのように、立ち上がり帰っていく。
驚愕だった。
脅威としても、捉えられた。
でも、今は聞くよりもこの場を離れるべきだ。
僕「早く離れるぞ」
少女は応答なし。いつかの日のようにお姫様抱っこで、おっさん達とは一つ隣の部屋へ駆け込む。
ドアの先には、沢山の少女が入ったカプセルが一面にあった。そう、今近くにいる少女が一面にいる。それどくろか、カプセルの中の少女はどこか欠損していたり、致命傷を負っている。
この少女には聞くことが山ほどある。
少女を下ろし、立ち尽くす少女に問いただす。、
まずは、一番大切なこと。
核心に迫ること。
僕「君は、なんだ?」
少女の顔は、心なしか暗かった。




