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堕天戦記  作者: 神宮寺
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悪魔の迷宮

この物語は後に牙の乱と呼ばれる大乱を生き抜いた一人の闇の英雄の物語である。この戦記を記したのは闇の英雄の仲間であった、闇の賢者ラオルドと言われている。



次元世界アルザード…………。この世界は別名、多層世界と呼ばれ、天使族、人間、魔族、等がそれぞれ暮らしている世界である。過去の大戦により、階層を行き来する手段を失ったそれぞれの種族は交流を失いつつも平穏に暮らしていた。しかし、アルザード暦350年、人間の世界、レガイア大陸南西部に位置する騎士国、アルカイド王国に小さな異変が起きようとしていた。その異変が後に全多層世界を巻き込んだ大乱になるとはまだ誰も思わなかった。そして、その大乱は牙の乱と呼ばれた。

私の名はランカークス………アルカイド王国の第三騎士だ。私は元は冒険者で、ある事件でアルカイド王と交流を持つに至った。そして、依頼をこなす内に、騎士としてアルカイド王国に仕えるにいたったのだった。幸運だったのはアルカイド騎士団は実力社会と言う事だった。そして、私は平民上がりでありながら五年でアルカイド騎士団のナンバースリーに登り詰めていた。ラオルド団長とマリノス副団長は平民にある程度理解はあったが他のナンバーズは違っていた。やはり 、貴族であった為にプライドが高く、ナンバースリーに鳴った私を疎ましく思っていたようだ。そして、まさかこんな事態になろうとは思っていなかった。



話は少し遡る。



私は、最近発見されたAクラスの迷宮、悪魔の迷宮の探索メンバーに盟友であるカリスと共に選ばれ赴いた。そして、同行していた他のナンバーズの罠にはまり最下層に落とされのだった。そして、まさかこんな事態になろうとは思っていなかった。

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