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6話

奥の通路を進む。


道は左右へ曲がることはあるが1本道だ。


しばらく進むと少し開けた場所に出た。

イメージ、ダンジョン内で次の階への階段を守ってるボスが出てきそうな場所だ。


実際、広間の奥に階段のような場所が見える。



こういう場所って大概真ん中を歩いてたら何か出てくることが多いんだよな。



…出てきた通路から左の壁沿いにそろりそろりと進んでみる。


中程まで来たが何も起きない。

そのまま進む。



 そろりそろり…



結果、何事もなく階段までたどり着いた。


何もなかったことにホッと息を吐きつつ、階段を下る。



歩きながら考える。

さっきの部屋で、もし真ん中を通っていたら何かあったんだろうか。

…気になる。




しばらく行くと階段が終り、また平面の通路が現れた。


地下2階だな。

まぁ本当に2階なのかは分からないが、便宜上そう呼ぼう。


地下1階と同じように、警戒しながら通路を進む。



しばらく進むと、今度は十字路に出た。


真っ直ぐ進む道は先が見えないから長そうだ。

左側の道は、少し行くと左に曲がる。

右側の道も、少し行くと左に曲がる。


どうやら地下1階のように先で繋がってる可能性は低そうだ。


先ずは左側の道へ進んでみる。

警戒しつつ進み、角から先を覗いてみる。


…何もない。


角を曲がった先はすぐに行き止まりになっていた。

軽く辺りを調べてみるが特にめぼしいものはない。



一旦十字路まで戻り、今度は右側の道に進んでみる。


先程と同じように警戒しつつ角から先の様子を窺う。

どうやら道は続いており、突き当たりで右に曲がるようだ。


慎重に歩みを進め、突き当たりまでたどり着く。


角からそっと覗き込むと、そこもまた行き止まりだった。


ざっと見渡してみるも、特に何もなさそうだ。


相変わらずごつごつした岩の壁。

突き当たりには蝋燭の炎が揺らめいている。


何もないならしかたない。

十字路まで引き返すべく振り返る。





 ……蝋燭?


確かこの洞窟内は灯りが無くても十分なぐらい明るかった。

ここまでの道のりの中で蝋燭や松明等の類は一切無かったはず…。


そう思い振り返ったその先に、眼前いっぱいに広がる火の玉があった。



炎は一瞬で全身を包み、俺は死んだ。

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