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9話

やはりあからさまに何かありそうな所は触れるもんじゃない。


オーガにやられ島に戻ってきた俺は、そんなことを考えながら洞窟へ入る準備を進める。

といっても木の枝を折るぐらいだが。


やはり木の枝は元通りになっていた。


骸骨が生き返ってたことから考えると、死んで生き返ったらすべてリセットされるみたいだな。


残機が1でゲームオーバーになったら最初からって、昔のゲームみたいだ。

もしくは途中セーブができないRPG。やられたら最初から。



この生き返る現象についてもしばらく考えるのはやめとこう。


生き返れるかどうかの検証なんて実際に死なないとわからないし、どのみち生き返れなければ一緒だからな。



気を取り直して洞窟へと向かう。

怪しい物には手を出さないと心に誓いながら…。











前回と同じくT字路で骸骨がいた。

同じように体当たりして倒す。

3度目となれば大分慣れたもんだ。

本来ならこんなこと慣れたくはないが。



剣を拾い道を進む。


階段前の広間までやってきた。


今度は慎重に部屋の端を進む。






初めてたどり着いた時と比べて、若干時間をかけて階段までたどり着いた。


オーガは現れなかった。


出ないだろうとは思っていても緊張はする。



背中に汗が流れるのを感じつつ、地下2階へと進む。








階段を下り、最初の十字路までやってきた。



左は行き止まり。

右は行き止まり+蝋燭の魔物(仮)


となれば真っ直ぐの道だな。




警戒しつつ目の前に続く通路を進んでいく。


しばらく進むと道が左に曲がっていた。


そっと角から覗いてみると、まっすぐ道は続いており突き当りで右に曲がるみたいだ。


だが、その突き当りに何かいる。



青い色で形は丸い。

ゼリーのようにプルプル動いている。



大抵のRPGで出てくるあいつ。



スライムだ。


基本ゲームでのスライムは最序盤に出てくる最弱の魔物か、中盤辺りに出てくる物理攻撃が効きにくい厄介な奴のどちらかのパターンが多い。



視界の先に見えるやつが前者であれば問題はないが、後者であればどうにもならない。


だが進める道はここだけだ。


倒せそうになければどうにかやり過ごして進むしかない。



目もついてないからどこを向いてるか分からないし、ゆっくりと近づいてみる。



  


  そろり、そろり…




できるかぎり危険は冒したくない。

まだ気づいてないことを祈りながら進む。

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