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第八話「マリー登場!!」


今回は短いです。

日向の飼っている猫、コロは何かを咥えていた。

それに、日向は驚愕した。


「そ・・・・それは・・・・・・・・・昆虫?」


どうやらこの世界の中の人間は、どいつもこいつも妖精を昆虫と間違えるらしい。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆


「さて、ここで中間発表でもしようかしら」

「始まってもいないものを発表してどうする」


現在京とリリーは家にいた。あの後、すっかり落ち込んだリリーだったが、家について京がプリンをあげたらすっかり元気になった。


「いいえ、私の中ではすでに中間を超えて最終段階に突入しているわ」

「だから何が?」

「決まってるじゃない!!どうやってあの女を痛めつけるかよ」

「あの女?」

「そう、京くんのクラスの一番後ろの席の巨乳の女。すべての悪の根源・・・・」

「一番後ろ・・・立川のことか」

「何?すでに京くんもあの女にたぶらかされているの!?」

「いや、でもあいついいやつだぞ?悪い噂聞かn「シャラップ!」


突然言葉を止められた。


「あの女は魔女よ。間違いないわ・・・・私にはわかる」

「お前基準で物事を図ると全て悪になるだろう。そもそも、じゃあお前の正義ってなんだ?」

「もちろん、私=正義」

「聞いた俺がバカでした」

「それに、何か嫌な予感がするのよ」

「嫌な予感?」

「ええ、あの女からは金の匂いがする・・・・」

「・・・・・・・・・・」


リリーは金にも敏感である。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆


目を覚ますと、そこは部屋だった。女の子らしい、かわいらしい小物やぬいぐるみのある部屋。

そこで私は目を覚ました。


「う・・・・・ここは?」


そう言って起き上ると、目の前に人がいた。高校生であろう少女。彼女は私が起きたことにほっとして笑った。


「よかった。死んでたらどうしようかと・・・・」

「・・・ここはどこですの?」

「ここは私の家で安全だよ。一体何があったの?」

「それは・・・・・・」


そして回想。


立ち並ぶビル、仕事に追われる人々・・・・。これが今の人間社会なのね。でも、そんなこの世界を変えるためにわたくしは来た!このミッション・・・「ラブミッション!」を完遂させ、この愛の荒んだ世界を私は救って見せる。見てて、おじい様。わたくし・・・・・がんばりますわ!

この恋の妖精マリーを見守っててくださいな!!


(決まった・・・・・・フフッ)


そう言ってわたくしは対象者を探そうとしていた矢先でした。


「はっ、気配を感じる!!」


わたくしには特殊なセンサーがありまして、そこで敵を感知できますの。

そこですぐさま振り向くと、凶暴な大きな獣がわたくしに襲いかかり・・・・・。


「そして現在に至ります」

「そ・・・・そんなことが・・・・」

「感謝してますわ。ところであなたのお名前は・・・・」

「あっ、私の名前は立川日向だよ」

「立川・・・・日向・・・・・ぐはっ!」

「昆虫さん!!大丈夫!?」


突如倒れたマリーは、突如起き上った。


「うわぁぁ・・・ゾンビみたい」

「今、わたくしは電波を受信しました」

「電波?」

「ええ・・・どうやら、わたくしは運がよかったようで・・・」


そこでマリーは日向を見上げた。


「わたくしの名前はマリー。あなたの恋を叶えに来た妖精ですわ」



◆◆◆◆◆◆◆◆◆


「京くん、やっぱり私嫌な予感がするの」

「金の話ならもういいぞ」

「違う!!なんか・・・・負のオーラを感じるわ!!」

「はいはい」








読んでくださりありがとうございました。

なんか今回、胸の話しかしてない気がしますが・・・・気のせいですね。

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