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綺羅星ラブレター リライト 〜月明かりが照らす真っ白な便箋に込めた想いと、その先を君と〜  作者: 天使 かえで


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7通目 大すきなきみへ 前編

 朝の8時過ぎ。


 小学校の近くに建つ我が家。

 楽しく笑い合いながら通り過ぎていく小さな「怪獣」だか「天使」達を見送る穏やかな時間が流れている。


 日差しも強くなく爽やかな風が頬を撫でる通学路を掃除しようと思いほうきを持って玄関を出た。


 一定のリズムで家の周囲を掃いていると、生け垣の根元に幾重にも折りたたまれた紙を見つけた。

 

 なんだろうと思い拾い上げてみた。


 少し厚手の淡いクリーム色の紙。折り畳まれている紙を丁寧に広げてみると便箋のようだった。

 そこには鉛筆で何度も書いては書き直した跡が見て取れた。しっかりとした筆圧をかけて書いた文字や書き直すために擦った消しゴムの跡、紙の上を何度も行き来して擦れた黒鉛の帯。


 それらが合わさって紙に出来た少しの汚れが一生懸命さを表しているようだった。


 鉛筆で書かれた拙いながらも丁寧に練習していると思われる手紙を思いがけず見てしまった。

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