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こじらせカグヤ姫とスーパー社長秘書

作者:雨 杜和
 永棠コハルはカグヤ商事で働く筆頭社長秘書である。

 新宿駅で帰宅電車を待っていたとき、不運にも女子高生の投身自殺に巻き込まれてしまう。その結果、異世界に住むカテリーナ王妃に憑依転移した。

 カテリーナは自己肯定感が低い、気弱なこじらせ女子。しかし、本来の姿は天神であるカグヤが転生した人物だ。

 天神カグヤの転生は神罰である。
 それゆえ、転生先では罰人生を送る運命であり、彼女の日常には不幸がつきまとう。

 カグヤは、その性格の弱さゆえに何度転生しても、罰人生から逃げるばかり。罪を償うことができない。
 百年、千年、二千年。
 カグヤの転生修行は続く。
 そんなカグヤに、天界の神々も手を焼いていた。

 手違いによってコハルがカグヤに憑依転移したことを幸いに、彼女の性格を鍛え直してくれと神々に強引に頼み込まれる。

 こうして、(カグヤの転生人物)カテリーナの身体に、コハルの精神が同居する事態となった。


 カテリーナ妃は国を持たない小国の王女として生まれ、民とともに流浪の生活を送る。そして、流れ着いた先の魔境の地で、人質としてブローズグフレイ王国の猛獣王に嫁いだ。

『血ぬられた王』と噂される恐怖の王として有名な男だ。
 結婚式後、妃はすぐに逃亡、大河に身を投げ自殺を試みた。恐ろしい王に嫁ぐ恐怖がまねいた結果だった。
 その状況で目覚めたコハルは、川底から這い上がり、猛獣王に救われる。

 気弱なカグヤと、なんとか生き抜こうとするコハルの前に、不幸人生てんこ盛りのカテリーナの試練が重なる。

 ハーレムで、嫉妬深い妃のひとりが刺され、その犯人としてカテリーナが逮捕される。
 
 牢に入れられたカテリーナを、再び救ったのは猛禽王クリストフ。

 しかし、カテリーナには次の試練がはじまっていた。
 北の大地から押し寄せてきた悪鬼との戦いがはじまったのだ。

「いったい、どれだけ不幸にすりゃ、いいのよ!」

 ぶつぶつ文句を叫びながら、コハルは異世界で、聞き齧りの兵法を駆使して、カグヤを叱咤激励しながら悪鬼と戦い、生き抜いていく。

※本作品はフィクションです。実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません。
第一部第1章
第2章
侵略の歴史
2024/07/25 12:20
第3章
奇妙な世界
2024/07/25 19:10
愛する人
2024/07/25 19:10
恋人たち
2024/07/25 19:10
第一部最終話
2024/07/25 19:10
第二部第1章
第2章
現れた王
2024/07/26 19:10
寂しい王
2024/07/26 19:10
す、すごい王妃
2024/07/26 19:10
半陰陽の王妃
2024/07/26 19:10
第三部第1章
氷河期の予兆
2024/07/27 12:10
悪鬼襲来の謎
2024/07/27 12:10
第2章
悪しき想い
2024/07/28 12:10
悪鬼の群れ
2024/07/28 12:10
最終章
悪鬼の正体
2024/07/28 19:10
悪鬼との戦い
2024/07/28 19:10
エピローグ
2024/07/28 19:10
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