表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/112

1-1-1-9 警告

 ゲルンさんが尊敬を集める村のリーダーとして、堂々と言った。


「こちらこそ、息子が迷惑をかけたようだね。スピカの撮ったビデオを見たよ。

 3人でコフィ1人を屋上に追い込んだのは、うちの息子だったみたいだ。あの屋上がコフィのお気に入りの場所だったとしてもね。グインをちゃんと叱っておくよ。

 それより、創世のパバリ様、遠いメキシコ村の視察から、ご無事でのお戻りなによりです。

 そして、巨人と人間の子、スピカよ。森の賢人、一つ目巨人からの伝言を預かっているそうだね?先に教えておくれ」


 スピカが慎重に口を開き、ゲルンさんに丁寧な言葉で報告した。


「ご報告いたします。森の一つ目巨人は、何か大きな危険を警告しています。

 今は、私の父、バオウと共に、森の動物たちやモンスターをできるだけ遠くへ逃がしています。危険の正体は、まだわかりませんが」


 パバリ師匠が辛そうに話す。


「ふむ。やはり、ここにも危険が迫るか。わしも危険を伝えるために、予定より早くここに戻ったのじゃ。

 悪魔アスタロトが復活した噂は本当じゃった。1か月前、冒険者ザイドが封印されていたアスタロトを海底から引き上げて、解放したのじゃ。

 アスタロトは、ザイドを腹心にして、瞬く間に悪の教団を作り魔王を名乗った。そして、浮遊する魔王城に悪人と邪悪なモンスターを集め、力を与え、人類から魔石を奪っている。

 人類最大の集落、メキシコ村は、アスタロトと邪悪なモンスターの来襲を受けて、3日前、全て滅んだ」


 その場にいた全員が息を呑む。

 スピカが驚きながら言った。


「でもゲルンさん、メキシコ村には、マツモト村より、もっと強力なバリアがあったはずですよね?

 確か世界最強の魔石によるバリアだったはず....」

いつもお読み頂き、ありがとうございます!


もし、少しでも面白い、続きが読みたいと思って頂けましたら、

ブックマークや高評価、いいねを頂ければ幸いです。


評価ポイントをいただけると、ありがたいです♪


毎日投稿して、応援を形にしてまいります。


これからもよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ