1-2-3-12 移住
アデス村長が言葉を丁寧に選ぶように言った。
「リオ、お前から情報をもらった新たな星の可能性について考えてきたよ。ただ、それが本当に可能なのか、それともただの夢なのかはまだわからないんじゃ」
「その移住の旅を成功させるために必要なら、僕は全てを捧げます。宇宙船を星に導き、星を耕すつもりです。何万年でも、何億年でも」
リオ兄の言葉には、背負う罪の重さが苦しいくらい感じられた。リオ兄の罪がこのことで許されるのだろうか?いや、もう、わからなくなってきた。
それにアビス村が破壊されたなんて...クララ村長は無事なんだろうか。ユモ...彼女の正体は...
アデス村長が慎重に考えたあと、少し笑っていった。
「リオ、それはありがたい言葉だ。アルマトイ村の人々は新たな生活を求めている。
確かに氷河期も始まっている。この星に残れば、生活はもっと厳しくなる。だから、新しい星を探す必要がある。それを手助けしてくれるなら、心強い」
リオ兄の罪は、あまりに重い。でも、アデス村長は、人としてリオ兄を受け入れようとしている。
リオ兄は、ここを離れてアデス村長と宇宙に行ってしまうのだろうか。
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