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1-2-3-2 大熊

 スピカが話終わると、村長が指示をして、俺たちを縛っていた縄が解かれた。村長がいきなり縄をかけたことを詫びた。


「悪魔に襲われたところで、警戒していたのじゃ。わしは、村長のアデスじゃ。いきなり縄をかけて申し訳ない。創世のパバリ様の弟子だったとは。

 魔石を失った今、アルマトイ村は、ただ荒れ果てていく一方じゃ。最近では、体長2メートルくらいの大熊によって家畜が襲われ、村人にも被害が出ている。厳しい自然の摂理とはいえ…」


スピカが心配そうな顔をした。


「魔石バリアを失って、この先どうやって暮らして行くつもりなんですか?」


 アデス村長がついてこいと言って、俺たちを案内した。


「その話は長くなる。わしの家に入ってから、ゆっくりと話そう」

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