1-2-3-1 拘束
カザフスタン、アルマトイ村と書かれた門を抜けると、目の前に広がる荒れ果てた村の光景に、俺とスピカは思わず息を飲んだ。
「ここも、マツモト村と同じように荒らされているわ。アスタロトの仕業かしら…コフィ、見て!まだ家畜の死体も新しいみたいだわ」
横たわる牛の腹が鋭く切り裂かれ、数えきれないハエが周りをブンブン飛んでいた。
すると、村の男たちが突然俺たちを取り囲み、拘束して、村長の元へと連行した。俺たちは、誤解を避けて抵抗をしなかった。事情を話す機会さえあれば。
村人がジロジロと俺たち見る。じぃっとこっちを見る小さな女の子と目が合った。その女の子は、小走りでどこかに走っていってしまった。
村の奥に進んでいくと、村長が現れた。何となく異彩を放つ風貌だった。亜人や友好的なモンスターとも雰囲気が違う。
「悪魔の角か?お前たちは、悪魔の手先ではないのか?」
スピカが拘束されながら事情を説明する。
「いえ、私たちは違います。実は...」
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