表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
52/112

1-2-1-6 共鳴

 俺は、建物の外に出て、海を見上げた。ドーム上の膜の上の海がキラキラと光っていた。村の中心には、トゲトゲしたサザエのような形の魔石が光っている。あの魔石が海中のドームを作り出しているんだろう。その美しい光景に心が癒される感じがした。

 すっと、ユモが俺のとなりにやってきた。


「綺麗でしょ?夜光る魚たちが多いんだ、この海域は。ねぇ、部屋に戻ったらコフィがいなくて、驚いたわ」


 俺は、なんとなくそわそわして、ユモの顔を見ることができない。


「ごめん、勝手に外に出てしまった」


 心配そうな声でユモが俺に聞いた。


「コフィ、何か心に重いことでもあるの?」


 俺は、やっとユモの顔を見た。ユモの目がキラキラと輝いてドキドキする。


「なぜそんなことを聞くんだ?」


 ユモが俺の目を優しく見つめて言った。


「コフィの目が、何か悲しげに見えるから」


 ユモの優しさと可愛らしさに、なんだか心が無防備になってしまう。なんて答えたら、いいんだろう。

 俺は、自分の声でないみたいに、勝手に言葉をこぼしていく。


「最近、亡くなった両親のことをよく考えるようになったんだ。今までは無理にでも忘れようとしてたのに」


 ネモの声が震えだした。


「そうだったのね...私も、両親を亡くしているの。それを忘れるようにしているけど、一度考えはじめると....」


 あぁ、しまった。話すことを間違えてしまった。

 どうしよう。共鳴するように、俺も心が震える。

このお話も読んで頂き、ありがとうございます!


もし、少しでも面白い、続きが読みたいと思って頂けましたら、

ブックマークや高評価、いいねを頂ければ幸いです。


評価ポイントをいただけると、ありがたいです♪


毎日投稿して、いただいた応援を形にしてまいります。


これからもよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ