1-2-1-1 海流
俺たちは海中の村、アビス村へと潜った。俺もスピカも水耐性があってよかった。重力無効や熱耐性では、ここには辿り着けない。
この村は、海中に存在することで、アスタロトから逃れていた。水の中にある安全な場所、そこで今日は休むつもりだ。
かつて、アビス村は、世界中につながるジェット海流の交差点だった。多くの人がカプセルに入り、ジェット海流で移動したらしい。人が少なくなり、今ではジェット海流を使う人は、いないそうだ。
でも、情報が集まる場所だったはず。リノス村に繋がる海流があるなら、アスタロトについても何か手がかりがあるかもしれない。
俺たちは、村につながる海流にのって、アピス村に到着した。
問題は、このしゃべる変テコな卵だ。わかったのは、何故かしゃべること、俺の心を読める素振りがあること。そして、なんの卵か自分でも分からないらしいことだ。ほとんどがなんだかよくわからない。
卵の正体なんか気にしないスピカがさっきからずっと卵と喋っている。
「コフィはすぐ悪魔に惑わされる!すぐにスピカに教える!クフフフ!」
スピカがぷんすかしながら卵を撫でる。
「ほんと、油断も隙もないよね!ナミちゃん、いい子いい子!さっきも写真のことを教えてくれて、お手柄だったわ。また写真が出てきたら、教えるのよ」
なんだろう、この居場所がない感じ。本当に卵は、俺の味方なんだろうか。卵だけに、キミが悪い。
このお話も読んで頂き、ありがとうございます!
もし、少しでも面白い、続きが読みたいと思って頂けましたら、
ブックマークや高評価、いいねを頂ければ幸いです。
評価ポイントをいただけると、ありがたいです♪
毎日投稿して、いただいた応援を形にしてまいります。
これからもよろしくお願いします。




