1-1-4-3 系図
俺は、混乱して、膝をついた。
「いや、全くわかりません」
スピカは、もう呆れて笑っている。
「あははは!コフィの家系図、めちゃくちゃ面白いわ!お母さんが神様で、お父さんが悪魔、おじいちゃんは、霊樹エイゴン様なのね!おばあちゃんは、世界樹ってこと?」
俺は、四つん這いになって言葉を失う。
そんな俺の気持ちを全く気にしないで、エイゴン様は、すごく楽しそうだ。
「フォッフォ!すぐに納得するのは、無理じゃろう。リオもどうやってお前に話せばよいか、悩んでおった。
だが、これだけは言っておくぞ。ディエゴは、わしの自慢の息子じゃった。
しょうこ嬢は、神の力を封印し、人間として暮らしていた。ディエゴは、しょうこ嬢と結ばれて、悪魔としての役割を無くし人間になった。
2人は、人間になり子供を授かることで短命になったが幸せだと言っておった」
「俺を産むために、母さんも父さんも早くに死んでしまったの?短命だったのは、俺を産んだせいだったの?そんな...」
「コフィよ、それは違うぞ。どれほどの愛や希望があって、自分の身があるかを考えるのじゃ」
そうなこと...俺なんか、生まれてきて、なんの意味があるんだろう。
俺の気持ちに構うつもりがないのか、全く空気を読まないエイゴン様が心を躍らせて、喜びを溢れさせている。
「フォッフォッフォ、喜べ!
コフィよ。3年前しょうこ嬢とディエゴから、お前がここにきたら渡すように託されたものがあるぞ!
この日をわしも待ちわびた!」
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