1-1-4-2 霊樹
薄暗い不気味な森に入って進んでいくと、景色がひらけて、透き通った泉があった。そこには、いつも遠くから見ていた霊樹エイゴン様の圧倒的な姿が。
スピカが大きな木を見上げている。
「おっきいなー!近くでみるとこんなに大きいのね!」
巨大な木から低く唸るような声がした。
「フォッフォッ、来たな。コフィとスピカよ。
やっと孫に会えて嬉しいぞ、コフィ」
俺は、失礼を考える余裕もなく、慌てる。
スピカも、驚きの声を上げた。
「わっ!エ、エイゴン様!し、しゃべるんですね!それに、え?誰が孫ですって!?」
おいおい、俺は、一体何者なんだ。祖父は、霊樹!?
「そうじゃ、お前の父、ディエゴは、わしの息子じゃ。
元々は一万年前、大悪魔ルシファーが、ここから見える世界樹に変貌した。一万年の間にわしと世界樹の根はつながり、一体となった。
木の中に眠っていたルシファーの魂を、一万年かけて浄化して、悪人に罰を与える存在として生まれ変わらせたのが、悪魔ディエゴじゃった。
じゃから、お前の父、ディエゴは、わしの息子じゃ」
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