表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
28/112

1-1-3-8 映像

 夜、スピカの家族とパバリ師匠までやってきて、上映会になった。


 映像は、天気のいい湖の景色からはじまった。撮影者は、父さんらしい。

 画面を見つめる俺の心臓が、激しく鼓動を打ち始めた。

 不思議な黒い水晶のような物体が宙に浮いている。たしか、これは異次元のAI、トトだ。

 緑の土手の上を5歳くらいの俺とスピカが花冠を頭に乗せて、はしゃぎながら走り回っている。

 そこに、リオ兄とサラおばさんがランチを持ってやってきた。

 俺とスピカは、リオ兄の両肩に座りながら、泥団子を投げ合っていた。リオ兄も泥だらけだ。

 そして、俺とスピカがアップルパイに飛びつく。


「やったー!!わー!ママのアップルパイ!いい匂い!あたしが先よ!」


「おれが先だ!!」


 そのあと映る母さんの姿を、俺は、瞬きしないで見つめた。涙が頬を伝って落ちていく。


「あぁ!手がすごく汚い。自分でふきなさいよ!それに、ケーキは、ご飯を食べてから!」


 その声に胸が締め付けられる。俺は、椅子を倒すほど飛び上がって、映像に手を伸ばす。


「母さん!!」


 俺は、思わず声に出して赤面してしまう。でも、誰もそれを笑わなかった。

 俺は、この映像を見て、改めて決心した。母さんと父さんのことをもっと知りたい。昔住んでいた館に行って、映像に映っていた異次元のAIトトにも話を聞きたい。

 何よりもアスタロトが母さんの力を悪用するのが許せない。

いつもお読み頂き、ありがとうございます!


もし、少しでも面白い、続きが読みたいと思って頂けましたら、

ブックマークや高評価、いいねを頂ければ幸いです。


評価ポイントをいただけると、ありがたいです♪


毎日投稿して、応援を形にしてまいります。


これからもよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ