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第二章 城塞都市スオミ攻防戦(3)

とりあえず書きなぐりました。後で修正するかもです。

*********************************************



「ああああああああ!無理だって!!死にたくないよお!!」


「すみませんでした、信心が足りませんでした。どうか命だけはお助けください、フェルトノーラ様ぁ!!」




・・・・ここ500年以上現生に顕現していなかった( 神 )の存在に、クーアラント軍の統率は制御不可能な程に一気に乱れた。


 


*********************************************


 「ビザニア帝国に付いたウェストラントに従属神フィーネリア様が降臨なされている!つまり、我がクーアラントが異端なんじゃないのか!?」


 「か、改宗すれば許されるのかな?」


 「ああ~フェルトノーラ様、お許しください~!」




 「っ、静まれ!!全軍口を閉じて会話を禁ずる!!士官は命令に従わない者を切り捨てよ!!!」




 アグラヤルビ将軍は、流石に歴戦の指揮官であった。不用意な一兵士の流言が一気に全軍の瓦解につながる事を完璧に理解しており、防ぐためには部下の斬刑も辞さない覚悟と決意を持っていた。




 だが、建前上はともかく、宗教が生活の基盤である北方クーアラント聖教国において、士官や貴族たるものはある意味狂信者に近い性質をもつ者であることを、貴族出身であるはずのアグラヤルビ将軍は失念していた。


 何故なら、アグラヤルビ子爵は10歳になると家運の傾いた子爵家を立て直す為に軍人貴族の跡取りとして、精強さ大陸一と言われるガウダー獣王国の戦士団長養成校(国軍士官学校に相当)の人族騎士科に留学して青年期を過ごしたからだ。


 ガウダー獣王国に国教は無い。その為、実質的に多神教•無宗教の社会で成人したため理屈では理解しているつもりの宗教観、つまり生活の規範が妥協を許さない絶対的宗教に寄って立つ世界観を、魂レベルでは持ち合わせていない事が此処で禍いした。




 「将軍は涜神する気か!!」


 「主君はただ一世の縁、大神とは永遠の縁。いざ、大神の御許へ!」




・・・・この混乱を抑えるように命じた士官や貴族階級者が、率先して反抗してきた。




 「涜神者を討て!」


 「この混乱は国王や大主教が大神フェルトノーラ様のお怒りに触れたからだ!!」


 「皆、今こそ正しい行いをして、フィーネリア様のお怒りを解こうではないか!!!!」


 「我らではなく、下賤の民どもの不信心な行いが大神フェルトノーラ様のお怒りをかったのだ!!」


 「そうだ!!皆のもの!涜神の下賤の者どもを根絶やしにして、我らの信心を示すのだ!!」




*********************************************



     *城塞都市スオミ攻防戦。





 ここで起こった惨劇は、味方であったはずの者たちにより引き起こされた。







狂信者怖いです。

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