表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

7/29

魔法

魔法の設定難しい。

俺が喋りだしてから。一週間がたった。流石に喋れるようになるの早すぎたかな?とは思ったものの、さすがに不便だったので、一週間でそこそこ喋れるように全力で頑張った。そして、メイドさんの名前も知った。メイドさんの名前はユメだそうだ。


そして、こないだ母親、いやお母さんの方がいいか。こないだお母さんが言っていたもう一人の女の子は、明日到着する予定らしい。そして、お父さんも帰ってくるらしい。どうやら俺のお父さんはレンと言って、長期で冒険者の依頼をこなしていたらしい。世界に数人しかいないA級冒険者の一人でこの家もお父さんが依頼で稼いで買ったらしい。もちろんお母さんも冒険者で、各地を飛び回っていたとか、とにかく、これで子供のうちから武術を習うと言う目標が達成できそうだ。お父さんが帰っていたら、早速頼んでみよう。


そして最近は、ハイハイではなく両足だけで歩けるように頑張っている。体がしっかりできていないからか、全然バランスが取れなくてハイハイより難しい。訓練はもう少し体ができてからじゃないと無理そうなので頼むのは延期にしよう。と現在進行形で考えているところだ。


そして、なかなか先に進んでない魔法だが、お母さんが魔法メインの冒険者だったので、きっとこの家のどこかに魔法について書かれた本があるはずだ。別にお母さんに聞いてもいいんだけどここまで来たら自分一人でやってみたいじゃん?まあ、コツコツコソコソ頑張るさ。


なので早速探検しよう。あまり音が出ないようにゆっくり歩きながら部屋を出る。そうすると道が右と左に分かれている。さて、どっちに曲がればいいのか・・・よし、右にしよう。俺右利きだしな。


そんなことをしながら家を探検しているとついに本がたくさん置いてある部屋にたどり着いた。いやー長かった。以外にドアが開いてある部屋が少なかったのにも驚いたし、ハイハイで歩いてると自分がどうやってきたのかも忘れかけたりと、かなりあちこちを歩き回ったりした気がする。そう言えばメイドさんはどうしたかだって?そんなものしばらく前に


「昼間は一人で自由にさせて」


と言って昼間はご飯の時ぐらいしか一緒にいない。さて、この中から魔法について書かれている本を見受けなきゃ。そしえしばらく探していると、「魔法」と言うすごくシンプルな題名の本を見つけた。こうやって文字が読めると、必死に覚えてよかったと思うよね。まあ今はそんなことはどうでもいい早く魔法の発動の仕方を調べなきゃ。


〖 魔法は、空中に分散する魔素を集めて魔法陣を生成し、生成した魔法陣に魔力を込めることで発動する。魔法を使う事において重要な点は三点だけ。一つ、魔法陣をちゃんと作れるようになること。これができるようにならないと、どんなに魔力があろうが魔法は発動できない。二つ、魔力を制御できるようにする。魔法陣に魔素を注ぐ量をちゃんとコントロールしないと魔法陣が壊れ、魔法が発動しなくなる。高度な魔法陣を誤って破壊してしまうと、爆発する恐れもあるので注意が必要。三つ魔法陣を作り魔力を込め魔法を発動させる。この工程を素早く行えるようにすること。以上のことができれば君も大魔法使いになれる事間違いなしだ。頑張ってくれたまえ。そして魔法陣の作り方、生成の仕方は次のページを参照〗


へーこの世界は詠唱とかないんだ。でもこの世界の魔法は難しそうだ。しっかり覚えないと。


「グラン様ーどこですか?」


あ、やべ。もうこんな時間じゃん。部屋を見つけるまでに時間をかけすぎた。今日の所はこのぐらいにしてさっさと戻らないと。


~~~~



「あーグラン様、こんなところにいらっしゃいましたか。さぁ、戻りましょう。」

「おまえさぁ、俺に対して雑じゃない?敬語もあってるかどうか微妙なんだけど」

「まぁまぁ、そんな固いことおっしゃらないでください。」

「お前の度が過ぎるいたずらと言い態度と言い、お母さんに言いつけてやる」

「ちょ、そこでラン様出すのは卑怯です。そして、ダサいので止めましょう。」

「うわ、お母さんー」

「ちょ、す、すみません、急ぎの用ができましたので、これで失礼します。」

助けてーーーw

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ