転生して一番辛かったものは・・・・・・。(修正したよ!)
終わった!!! 前より面白いかな? 面白かったら二ポイントだけ評価して欲しいです。あ、それ以上したい人はそれ以上して! ログインしてから最新話に行って下にスクロール。そうすれば評価できるから、ブクマもついでにお願いしますマジで。
『人生楽あれば苦あり』そんな言葉を信じ、この大変不可思議な事実を頑張って今日も生き抜いているグランです。あ、ちなみにグランってのは俺の名前です。日本の名前思い出せないからさ、こっちの世界の親につけてもらった名乗ったって訳よ。
てかさ、俺凄くね!! 転生して混乱してる中、生きるために必要だから五か月でこの世界の言葉習得したんだぜ!! ひょっとして・・・・・・・。俺天才!! とまぁテンションが前と違ておかしいのは許してくれ。
いやマジでこんなテンションじゃなきゃやってけないんだって、それでは唐突に・・・・・・・。どれくらいストレスがたまったかをレベルに表して発表しよう。因みにMax30だ、それを過ぎたら人格変わるぞ! まずは一番ストレスを感じなかった物からどうぞ
『前の自分思い出せない』これこれ、何か物事を考えようとしても、自分がどんな人間だったか想像できない、これが普通に心にくる。もしこの変な状況が変わったとしても前の自分を思い出せなきゃ帰れないんだよ! しかも思い出す予兆すらないし・・・・・・・。。はぁ、これでレベル8、先はもっと地獄だ。
『いつも変わらない天井』これでレベル15だ馬鹿野郎! しってる? 人ってなにもない白い部屋に数時間いるだけで発狂するんだって・・・・・・・。。いま俺が認識できる世界は変わらない天井、最近ほんの少しだけ思うように動くようになった自分の体、たまに来る女の人、これだけだぞ! まぁ厳密にいえば外からいろんな音が聞こえてきたりもするけど。ともかく、この状況はヤバイ! だが、これが最高なわけでもない。
『体が思うように動かせない』これは・・・・・・・。説明しなくても辛いのは同意してくれるだろう。今の俺には判る、真っ白な何も聞こえない空間でただ一人拘束されるのが、人間にとって一番地獄だと言う事を(グランの思い込みです)これでレベル18だ。
『飯が不味い』せめて・・・・・・・。せめて! 飯はおいしく食べたい、これは共感できる人少ないだろうけど一つ言っておく。不味いぞ、口の中にべちゃくちゃした何も味のしない物が入れられるんだ、しかもたまにしょっぱかったり甘かったりするし・・・・・・・。。俺、喋れるようになったらまず最初に飯について文句を言おうと思う。因みにそれを俺の口に入れるのはこの状況になって初めて会ったあの女の人だ。これでレベル23.
『することが無い』他のとは次元が違う、ぶっちゃけこれだけでレベル30余裕でいく。視界が変わらない、体が動かない、それぐらいなら地球10個は入る広すぎる心で許してやろう。だが、することが無いのは冗談抜きに死ぬ。皆も記憶の中に一回は無いだろうか、夏休み、後半になってくるとやる事無くなって最終的に友達と遊びに行くでしょ? その時の感じだよ、俺はそれの遊びに行けないバージョンなの! 言い方変えればボッチなの! ・・・・・・・。なんか死にたくなってきた。因みにこれでレベル30ね。
『赤ちゃんになってた』はい・・・・・・・。これで・・・・・・・。ラスト、だと思います。ラストと思わせてください、これ以上思い出させないでくれ。もう、もう説明はいいよね、・・・・・・・。俺もう嫌だよ・・・・・・・。。レベルだけ伝えるよ、・・・・・・・。50。
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はい、いかがだったでしょうか。皆、納得してくれた? こんだけ嫌で死にそうな思い出があるんだから次は良いことあるんだよね? 人生、楽あれば苦ありだもんね!
だけど、最近気づいたことがあるんだよね・・・・・・・。この世界、もしかしたら異世界かも。何バカなことを言ってるんだって? ならこの話を聞いて貰おうか・・・・・・・。。
あれは、あの女の人が、いつもの様に気が遠くなりそうなほど不味い謎の物体を口に入れた後のことだった。今にも意識が飛んでどっか行きそうな俺をみて、流石に同情したのか、俺を持ち上げたのだ。(因みに自分の体が赤ちゃんだと言う事をこの時初めて知った)そして俺の意識が安定したころ、俺に向かってこう言ったのだ。
『せっかくだし魔法を見せてあげますね』
それだけ言うと、窓に向かって右手を前に出し、詠唱した後こう呟いたのだ。『ウォーターボール』と。そうすると、女の人の体から何かが、前に出した方の手に動いたように思えた。そしてすぐ後、手から水の塊が発生し、窓の方に飛んで行った。その時の俺の心情は、さっき同様ご想像にお任せする。簡単に言えば、異世界だとわかってうれしい気持ちと、フィクションをノーフィクションにしたらダメだろ、この2つの気持ちが混ざった大変複雑な心境だった。
最終的な結論を言おう。俺は、魔力チートを目指したいと思う。まぁ、これだけじゃ分からないだろうからめんどくさい説明をしてやろう、俺と同じく説明を聞くのがだるい奴は聞き流してくれ。
まず初めに、魔法があるなら魔物がいてもおかしくない。本当は・・・・・・・。日本ってことを信じたかったんだけど、その女の人の髪そもそも綺麗なピンク色だったし・・・・・・・。外からはいつも聞いた事もない鳴き声が聞こえてくるし、魔法あるし、そもそもこの状況自体が意味わかんないし・・・・・・・。。最終的にここは異世界てことになるじゃん? そしたら最悪な状況を考えると魔物がいるわけよ。
次に、魔物いなくても魔法あるの事実なんだから魔法の練習しとけば時間つぶせない? まぁ、これが俺の魔力をチートにしよう計画を実行に移そうと思った最大の理由だな。なんせやる事無いんだもん。他にも理由はあるが、『暇つぶしになる』これに勝る理由は見つからなかったよ。これで、俺にもやる事が出来た! 暇じゃないって最高! でも魔法ってどうやるんだろう・・・・・・・。。細かいことは後ででいっか、今はこの名案を思いついたことを素直に喜ぼう。さて、次はどうにかしてボッチを辞めたい。
結局あの時逃げた理由については謎にすることにしました。書くのがめんどくさかったわけではありません。次の話も修正・・・書き直し頑張ります。マジで今まで書いたやつ酷すぎて全然使いまわしできない。
主人公は日本にいた時の記憶はありません。ただ、日本の知識があるだけです。大人と言うのは、持ってる知識を無意識に合わせた結果です。自我が生まれた時からある子供はこの世界だとまれに存在するので、主人公が特別なわけではありません。作者自身もう少し主人公に特典があっていいかも、と最近思ってます。