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知らない天井だ

修正終わったー!!!!。三話も頑張る!

人間や獣人、エルフやドワーフ、魔物や魔人。数多の動物や種族が住まうこの世界は未知であふれている。


魔物の大軍が急に発生したり、気づいたら変なところに転移されたと言うのも世界的に見れば何度かはある。空から雷が降り、山ですらない場所からマグマが吹きだしたりすることもある。ダンジョンが突然発生したり、魔王が現れたりすることもある。


魔物が現れる危険な土地では、『冒険者』と呼ばれる魔物を倒す術を持つ者たちが勇敢に魔物に立ち向かう。ダンジョンもそうだ。ダンジョンに眠る宝を求め、冒険者はダンジョンに潜る。


 町に行けば、商人たちが構える色々な店が来たものを楽しませる。時には冒険者が倒した巨大な魔物で解体ショーをやったり、新たな活気的な発明で世間を騒がせる。


 この世界の名前は『ミステル』数多の種族が住み、とても活気に満ちている世界だ。そして、謎多き世界だ。


 




 

 爽やかな風が村に吹く。どこからか動物の鳴き声や、人の笑い声も聞こえてくる。

 空は雲一つない快晴で、

 『のどか』そのイメージを体現したような村だ。この村に、新たな意識が生まれた。


 (マジでもう残業は勘弁してください。もう限界なんです。俺はもう......)

 俺はそう言いながら自分が何日徹夜したかを数えだした。だが、思い出せなかった。

 (あれ?何でだ?)

 それどころか、自分は何歳で、どこに住んでいたのか、名前はなんなのか、どうやら本当にきれいさっぱり忘れたらしい。

 日本の知識は残っている。だが、自分が関連したことについては、殆ど思い出せなかった。

 (ハハ、マジかよ。ふざけんなよ!どうしてこうなった!。誰か説明しろよ!!)

 そんな心からの叫びに答えてくれる人はいなかった。


 (これからどうすればいいだろう)

 しばらくたって冷静になってみると、そんな疑問が浮かび上がった。今の俺の現状を考えると病院に行って審査を受けるのが適切だろう。

(こんな場所で寝っ転がてるわけにはいかないな)

その考えに至り、俺は体を起こそうと腕に力を入れる。だが、動かない。

どうやら体全身が何らかの理由で動かせないらしい。思い返してみると、あんなに取り乱して騒いでいたのに、体が少しも動かない時点で不自然だ。

(おいおい、またこの展開かよ。流石に二回目は誰も望んでねえよ。はぁ、マジでどうしてこうなった!)

この心の叫びも誰かに届くことは無かった。哀れだ……。そんな声がどこからか聞こえたような気もしなくもない。



 (てかさ、助けを呼べば解決じゃない?)

 やっと落ち着きを取り戻し、現実的な思考が出来るようになった。こんな簡単な答えが出ないなんて、俺はどれだけ焦っていたんだろう。こんな簡単なことに気づかなかった自分を恥じながら、俺は喉に息を通した。


 「――・-・・-・」

 ・・・・・・・。嫌な予感がした。昔の人は、良くこんな事を言ったらしい。(主人公の勝手な思いこみです)『二度ある事は三度ある』と。

 いやいや、流石にね、こんな不可思議な現象が三度も続くなんてあり得るわけがない。俺はそう信じながらさっきよりも丁寧に喉に息を通す。


 「――・・-・・-・」

 昔の人は、良くこんな事を言ったらしい。(主人公の勝手な思いこみです)『嫌な予感程良く当たる』と。

 

・・・・・・・。

 

(二重の意味でなんもいえねぇー)

 泣くよ、良い大人が泣くよ?いや記憶が無いから大人かどうか正確にはわかんないけどとにかく泣くよ?ねぇ。と、ともかくこれだけは言わせてくれ。

 (どうしてこうなった!)

 そして、さっきと同じように心が落ち着くまで荒れるのであった。 



 (神を殺す!これで良し) 

 どうやらこの現象と結果を全て神のせいにして、神を殺すことを決意したらしい。このあまりにもひどすぎる結論を神がしれば、一週間は夢に介入され説教を聞かされることだろう。


 だが、思いは通じたようだ。ドアが開く音が聞こえたのだ。


 おお!遂に助が来た。神よ、さっきまで酷い事を言ってごめんなさい。僕は今この瞬間改心しました。もう二度と神を疑う真似なんてしません。

 神もビックリな速度で手のひら返しをした後、俺は神の使いが視界に入るのを待った。

 この待っている時間は、人生で1番長い10秒だった。そして、急に視界に女の人の顔が映った。


 「-・-・・-!!!」

 

 俺は思わず声を上げてしまった。すると女の人は体をビクっと振るわせた後、急いでその場から離れていった。足音は段々離れていき、しまいにはドアが閉じる音に変わった。


 (……え?俺、ひょっとして……逃げられた?はは、まさかそんな訳無いよね。うん、無いはずなんだ)

 だが、ここでさっきのことが頭に浮かぶ。『嫌な予感程良く当たる』うん。深く考えるのは後にしよう。

神よ、人間風情が心から願うのでどうか耳を傾けていただきたい。


 


 (死ね!!!!!!)


三話をまだ修正してないから若干のずれが出ています。明日には修正できるよう努力します。それにしても主人公はもっと頼りになる使いをよこして欲しかったようですね。逃げた理由は修正後の三話で出したいと思います。今から三話を読む人はごめんなさい。明日までにはなんとか……。

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