Locus 68
「リドルか」
「ここに来て、リドルかぁ……」
リドルってたしか、和訳すると謎掛けや謎解きって意味だったよな。
「……あれ?」
「えっと、リドルって何ですか?」
「リドルは直訳すると、謎掛けや謎解きと訳せる。だがここで言うリドルは、出題された問題を解くことによって、特定のギミックを動かすというものだ。つまり、ギミックの1種だと思えば良い」
「ふむふむ」
「謎解きですか……何だか、面白そうですね!」
「う~ん、リュクスは前向きだねぇ~。それはともかく、この文面を見るにたぶん、この謎解きをすれば、あの光る根が密集している所を開けることができるんじゃないかな?」
「なるほど~」
「だがなぁ~。こう言っちゃ何だが、俺ぁリドルに対してあまり良い思い出が無いんだよなぁ」
「あぁーソレ分かります! 私もβ時代では散々でしたもん。自慢じゃないですけど、私はリドルを1度たりとも解けたことないんですよね」
「ええーっ?! そんなに難しかったんですか?」
「いや、たぶん相性が悪かっただけだろう」
「確かにソレは、何の自慢にもならないな」
「でしょう!」
「まぁそれでも、このリドルを解かなきゃならん訳だが……。そういえばリオン、さっき何かに気が付いたようだったが、何か分かったのか?」
「あー、えっと、まぁそう……なるのかな? でも、そんなに大したことじゃないですよ?」
「それでも、何もないよりかはましだ。言ってくれ。どんなことなんだ?」
「えーっと、すごく初歩的なことなんですけど……台座は5つあるじゃないですか、それに対して何で石像は4つしかないのかなぁっと思いまして」
「えっ?! ……あ、本当だ。台座と石像の数が合ってないですね。今の今まで気付きませんでした」
「リオン、良く見てるねぇー。頼もしい限りだよ」
「ふむ、ということは……何かのミスリードでない限り、少なくとも後1つの石像が何処かにあるってことだな」
「でも、何だかんだ言って、光る根が密集している先以外の行ける場所は全て回ったはずですよ?」
「だよなぁ~。うーん、それなら後考えられることと言えば……何かのドロップアイテムとして、知らない内に既に持っている場合位だな」
「なるほど! 確かにその可能性はありそうですね」
「よし! それじゃ、各自でドロップアイテムを見てみましょうか。もしもソレっぽいものがあったら、自己申告よろしくね」
そうして俺達はひとまず今までに入手したドロップアイテムを確認していき、このリドルに使うようなアイテムがないかを探していった。
その結果、案の定そのアイテムをドロップアイテムとして、既に入手していたことが分かった。
因みに、そのアイテムは過去ログから、どうやらシャイニングノポポから入手できたもののようだった。
イベントアイテム 菌類の石像:ノココの姿を象った石像。対応する場所に置くことで、何かが起こる……かもしれない。
注意:このアイテムはダンジョン外に持ち出すと、自然消滅します。
「はぁ~。自分で言っといて何だが、本当にあるなんてな」
「でもこれで、安心してリドルを解くことができますね!」
「だな」
その後、俺達は件のリドルを解くため、入り口とは反対の壁際に置かれていた4つの石像を、順次鑑定していき、各自でこのリドルを解きに掛かっていった。
イベントアイテム 虫類の石像:ベーシックインセクトの姿を象った石像。対応する場所に置くことで、何かが起こる……かもしれない。
注意:このアイテムはダンジョン外に持ち出すと、自然消滅します。
イベントアイテム 人族の石像:男女のヒューマンの姿を象った石像。対応する場所に置くことで、何かが起こる……かもしれない。
注意:このアイテムはダンジョン外に持ち出すと、自然消滅します。
イベントアイテム 植物の石像:ボラシティプラントの姿を象った石像。対応する場所に置くことで、何かが起こる……かもしれない。
注意:このアイテムはダンジョン外に持ち出すと、自然消滅します。
イベントアイテム 動物の石像:フォレストボアの姿を象った石像。対応する場所に置くことで、何かが起こる……かもしれない。
注意:このアイテムはダンジョン外に持ち出すと、自然消滅します。
すると、シエルとネロも俺達が見ていた正五角柱の台に書かれていた文字を『ふむふむ』とばかりに頷きながら読んでいき、他の石像を見ては『う~ん?』と一頻り何かを考えるように首を傾げては、また別の石像の所へと移っていっている。
もしかしたら、このリドルを解いているのかもしれないが……たぶん、よく分からずに俺達の真似をしているだけのような気がする。
まぁ、見ていて微笑ましいから、別に良いんだけどな。
さて、それじゃそろそろ俺も真面目に考えてみるとするかな。
菌類に虫類、人族と植物、それに動物の石像かぁ……。
リドルの文面には、『正しき連環を作り上げよ さすれば、道は開かれん』ってあるから、恐らくこの5つの石像の順番? を入れ替えて連環……つまり1つの線で結び、輪を作るってことだよな。
この5つの共通点は生物ってことだけど……う~ん。
何でだろう? 何かこの5つ、最近何処かで見たような気がするんだよなぁ。
そりゃ、この『SLO』内に出現するモンスターや種族なんだから、見たことあるのは当然なんだけど、そうじゃないんだよなぁ。
何だっけな~……その、俺がこのゲーム『SLO』を始める前だった、よう、な……あっ!
分かった!
夏休みの宿題だ!
ってことは、このリドルの答えは……!
そこまで考え、このリドルの暫定的な答えに行き着くと、ふいにルイリから声が上がった。
「あぁー! もう、訳分かんない! やっぱりこいういう謎々みたいに、変に頭を使うのって私には合わないよぉ……」
そうルイリが嘆くように言葉を発すると、その言葉に感化されたのか将又、単に飽きたのか、シエルとネロも考える仕種を止め、部屋の一角へ行って何やら追いかけっこ? のようなことをして、遊び始めてしまった。
まぁ、幼女と兎が戯れている姿は見ている者を、ほっこりさせて和ませるから、ほっといても問題はないだろう。
「まぁまぁ。そう言わずに、もう少し考えてみましょうよ」
「えー。う~ん……それじゃ、リュクスはもう解けたの?」
「え! いえ、まだですよ。でも、ちょっと引っ掛かるっていうか、何処かでコレと似たようなものを見た気がするんですよね~。何処だったかなぁ?」
「おお! そりゃすごいね。それなら全く分からない私より、何かしらの取っ掛かりを持つリュクスが考えた方が良いよ。うん、きっとそうだ!」
「ん~……といっても、すぐに答えが出るって程でもないので、あまり期待されても……」
「そっか~。なら……カインさんはどうなんですか?」
「うん? 俺か? 俺は、今回は分かったぞ!」
「え?! そうなんですか?」
「ああ、気が付くことができれば、案外簡単だったな。それに、リオンも解けた様子だから、考え方次第だと思うがな!」
「え?! リオンも分かったの?」
「ああ、うん。たぶんだけど……この答えで合っていると思う」
「それで、何だったんですか?」
「ん? 答えるのは良いけど、リュクスはまだ考えてる途中だったんじゃないのか?」
「そうですけど、絶対に僕自身が答えを出さなきゃっていうこだわりはありませんし、それに恐らくはこの後に、このダンジョンの守護者との戦いがあるでしょうから、早く解けることに越したことはないんですよ?」
「ふぅん? まぁ、リュクスがそう言うなら否はないけど」
「あっ! それじゃぁさ! せっかくだし、せーので一緒に言ってみたらどうかな? 答え合わせの意味も込めてさ」
「いいですね! それ。カインさん、リオンさん、どうでしょうか?」
「ああ、構わないぞ」
「俺も、それで良いよ」
「それじゃ、いくよ? せーのっ!」
「「食物連鎖!!」」
「……ああ! なるほど、ソレでしたか!」
「えぇっと……食物連鎖? それが答えなの?」
「ああ、そうなるな」
因みに食物連鎖とは、捕食者と被食者の『食う-食われる』という一連の繋がりのことを指す。
もっとも、捕食者は普通何種類もの被食者を持っているので、食物連鎖は複雑に絡み合い、食物網を形成するが、それでは今回のリドルの問題に合致せず、綺麗な1つの連環にはならないので、単純な食物連鎖の方を答えとした訳だ。
「まぁ、論より証拠だ。リュクスも分かったようだし、石像を運ぶのを手伝ってくれよ」
「あ、はい。分かりました」
そうして、俺とカインさんとリュクスで石像を運び、順次対応する台座に石像を置いていくことにした。
まず、五角柱の一番上の頂点に〔生産者〕である植物の石像を置いた。
実際は何処に置くという決まりは無いので、こちらで適当に決めて時計回りになるように、石像を五角柱の台の頂点にある台座に石像を配置する。
向かって右上の頂点に〔一次消費者〕である虫類の石像を置き、その下の頂点に〔二次消費者〕である動物の石像を置く。
動物の石像を置いた頂点の隣には、〔高次消費者〕である人族の石像を置き、最後にその上の頂点に〔分解者〕である菌類の石像を置いた。
全ての石像が五角柱の台にある全ての頂点の台座に置かれると、ふいに石像がぽうっと光輝き、植物の石像から時計回りになるように光の帯が各石像を貫き、光の連環が作られ、そして消える。
すると次の瞬間、モンスターハウスで聞いた何かが這いずるような、『ズズズズズズズズッ……』という微かな音がどこらか響いてくるのが聞こえ、そして消えていった。
そしてやはりというか、五角柱の各頂点にある台座の上に乗せた石像達は、光の連環が作られた後動かすことができなくなり、そのまま放置する流れとなった。
「これで、今度こそあの光る根の密集していた所が開いたのかな?」
「だろうな。でなきゃ他にもうどうしようもないしな」
「だな、それじゃあの三叉路にっ……てかもう十字路かな? に戻って、確認してみましょうか」
「ちょい待ち! さっきリュクスも言った通り、この後はたぶん守護者戦になるだろうから、ここで最後の休憩を取って置くべきだと思うんだけど……どうでしょう?」
「ふむ、確かに……光る根が密集している所が開き、三叉路が十字路になっているならば、そんな所で休憩するよりも、ここで休憩する方が理に適っているか」
「えっと……どういうことでしょうか?」
「つまりだな、もしも今まで倒したモンスター達が再湧出した場合、十字路で休んでいると最悪3方向から攻められることになるってことだよ」
「そういうこと。でも、ここで休憩すれば出入り口は1つしかないから、移動時の戦闘と同じように戦えるし、何より今までの経験上インスタンスダンジョンでは、徘徊するモンスターは部屋の中までは入ってこないから万が一危なくなっても、戻って体勢を立て直すことができるしね」
「なるほど~。確かにそれなら、ここで休憩した方が良さそうですね」
「よし! それじゃ、ここで最後の休憩を取っていくぞ。休憩後、守護者部屋に殴り込みだ! 遣り残しがないようにしろよ!」
「了解です!」
「分かりました」
「はい!」
『は~い♪』
「キュウ!」
こうして、俺達はリドルの部屋で、このダンジョン攻略で最後になる休憩を取ることとなり、素早く散開して、各自でステータスの確認やHP・MPの回復に努めていった。
やはり、同格や格上と戦っていたおかげか、シエルとネロのレベルがまた1つずつ上がっていた。
俺も魔法をよく使って戦っていたので、また無属性魔法のレベルが上がり新しい魔法を習得していた。
□ フォーチュンブースター・ノート:運気を高め、あらゆる行動に付随する運命の勢いを上昇させる、増幅魔法。
上昇するLUKの値は、使用者の無属性魔法のLvとINT・LUKの値に依存する。
消費MP:10 リキャストタイム:10秒
また詠唱破棄のレベルもやっと5まで上がり、これで詠唱破棄を装備していても確実に魔法が発動するようになった。
それと、種族レベルは上がらない状態ではあるが、スキルによってステータスが上がっているはずなので、この機会に1度確認して置くことにした。
今の俺のステータスはこんな感じだ。
name:リオン
sex:男
age:16
race:人族Lv10【lock】
job:冒険者 rank:E
class:ノービスLvMAX
HP:246 MP:172
STR:88
VIT:33
AGI:88
INT:46
MID:33
DEX:90
LUK:42
所持金:25648R 虚空庫 78/121
種族スキル:〔混血・竜の息吹(光)〕、〔竜言語Lv1〕
装備スキル:〔STR増加Lv25〕、〔AGI増加Lv25〕、〔剣Lv29〕、〔暗殺Lv29〕、〔無属性魔法Lv5〕、〔調教Lv18〕、〔梟の目Lv31〕、〔見切りLv19〕、〔詠唱破棄Lv5〕、〔再精Lv6〕
控えスキル:〔鑑定Lv30〕、〔識別Lv28〕、〔料理Lv12〕、〔発見Lv21〕、〔虚空庫 rank2〕、〔合成Lv0〕、〔気配察知Lv27〕、〔再生Master〕
称号:〔思慮深き者〕、〔戦女神の洗礼〕、〔ウルフバスター〕、〔剣舞士〕、〔二刀の心得〕、〔初めての友誼〕、〔知恵を絞りし者〕、〔先駆けの宿主〕、〔解放せし者〕、〔初心者の心得〕、〔異常なる怪力者〕、〔異常なる俊足者〕、〔愚かなる探求者〕
称号スキル:〔心話Lv5〕、〔怪力乱心Lv1〕、〔韋駄天Lv1〕
固有スキル:〔狂化Lv14〕、〔軽業Lv7〕
うん? DEXが90になってる。
後10あれば、炎撃武攻が使えるようになるな。
ということは……種族レベルが13になるまで、DEXにSTPを全振りすれば使えそうだな。
……いや、待てよ。
確か、料理のスキルってDEXに補正があったよな。
なら、装備スキルを入れ替えてやれば、使えるか?
まぁどの道今では、試すことすらできないか。
少々残念に思うが、仕方ない。
このダンジョンを攻略してからでも試すことにしよう。
そう思い、俺は引き続きシエルとネロのステータスポイントの割り振りを行っていった。
まずは、シエルのステータスからだ。
name:シエル
sex:女
race:サニー・スピリットLv4
HP:160 MP:232
STR:0
VIT:34⇒35≫53
AGI:31≫49
INT:34⇒36≫54
MID:34⇒35≫53
DEX:31≫49
LUK:25≫43
STP:4⇒0
≫調教の効果を加算した値
種族スキル:〔陽光活性(昼)〕、〔物理半減〕
スキル:〔光魔法Lv23〕、〔光耐性Lv9〕、〔影耐性Lv7〕、〔浮遊飛空Lv6〕、〔装飾化Lv6〕、〔念力Lv8〕、〔再生Lv5〕、〔再精Lv7〕
固有スキル:〔STR返上〕
ステータスポイントは、引き続き調教を外すことを考えVITとMIDにそれぞれ1ポイント、残った2ポイントを魔法の威力を上げるためにINTに割り振った。
VITにプラス1で、34⇒35へ
INTにプラス2で、34⇒36へ
MIDにプラス1で、34⇒35へ
次は、ネロのステータスだ。
name:ネロ
sex:?
race:シャドービーストLv14
HP:240 MP:340
STR:37
VIT:37
AGI:41
INT:42⇒45
MID:37
DEX:46
LUK:37
STP:3⇒0
種族スキル:〔影装変化〕、〔影記憶〕
スキル:〔影魔法Lv18〕、〔影抵抗Lv1〕、〔影耐性Lv5〕、〔潜影移行Lv4〕、〔宿紋化Lv1〕、〔潜伏Lv14〕、〔再生Lv7〕、〔再精Lv8〕、〔索敵Lv9〕
固有スキル:〔専化影装〕
ステータスポイントは、どうせ影装変化すれば自動で並びが変わるのだからと、素の状態でも戦いが有利になるようにと考え、INTに全振りした。
INTにプラス3で、42⇒45へ
そうやってステータスポイントの割り振りや新しい魔法の説明を読み込んでいると、カインさんから集合の指示があった。
どうやら最後の休憩は終わりのようだ。
その後俺達は再び隊列を組み、光る根が密集している壁のある三叉路へと戻っていった。
◇◇◇
「あっ! 今度は無くなっているみたいですね」
「お! どうやらそのようだな」
そう言われ光る根が密集していたと思しき壁を見てみると、ものの見事に光る根は綺麗さっぱり無くなっており、ぽっかりと新たな通路が口を開けていた。
新たな通路を覗き込むと、他の通路に比べやや光量が乏しく、ぎりぎり壁や床の輪郭が分かる位になっている。
反対にその奥からは煌々とした光が漏れており、宛ら逆光のようになって梟の目の暗視効果を妨げ、それ以上見通すことができなくなっていた。
通路内の光量が乏しいせいで、どの程度の距離があるか分かり難いが、大凡10m有るか無いか位だろう。
「よし! それじゃ、隊列はそのままで慎重に行くぞ。部屋に入ればすぐに守護者に気付かれる可能性がある。だから、部屋の前で一旦止まるから、そのつもりでな」
「「「はい!」」」
『はーい!』
「ホオォォォー!」
そうして俺達は引き続き隊列を組み、光量の乏しい通路を通って、守護者の部屋の前まで移動していった。
守護者の部屋の前から中を覗くとそこには、半径10m弱の広いドーム状の空間があった。
ドーム状の壁や天井には、今までとは比べものにならない程の数多くの光輝く根が張り巡らされており、ドーム内を煌々と照らしては、まるで真昼のような明るさのある空間となっていた。
こちらが覗いてる入り口の反対側を見ると、そこには前にも見た光る根が密集して壁のようになっており、その壁の前にはこの部屋の守護者であろう黒光りする甲殻を持った大きなモンスターが鎮座していた。
一言でそのモンスターの様相を言い表すなら、巨大な百足だ。
但し……双頭のだ。
長い体は所々で曲がっていたりするので、確かなことは言えないが、目測で全長10m弱、Yの字型の二股に分かれている所から頭部までが、およそ3m弱といったところだろうか。
体は黒光りする甲殻に覆われ、腹背に扁平で、環節ごとに2本1対の脚がある。
脚は、蜘蛛やダニによく見られる鉤状突起のようになっており、突起の先端が赤く、体に近付いていくにつれ色彩が薄まり、宛ら見事なグラデーションのような色合いを見せている。
そして双頭の頭には脚が変化したと言われている大顎がそれぞれに付いており、どういう訳か左右の頭で目の色が違っているようだった。
向かって右の頭の目は黄色で、反対の左の頭の目は紫色をしている。
何かしらの意味があるのかもしれないが、現時点では全く見当が付かないので、この考えは一旦保留にして置こう。
差し当たって、この後に起こる戦いに備えて識別を使い、守護者モンスターの情報収集して置くことにしよう。
ジャイアント・デュアルセンチピード:Lv15・属性:地・耐性:毒・麻痺・斬・弱点:火・打・魔法
……あれ? これはもしかして使えるか?
ここまでお読み頂き、ありがとうございます。
先日、こっそりと割り込み投稿したにも関わらず、投稿してから1時間もせずにたくさんの方々に読んで頂き、嬉しいやら恐ろしいやらで、もう訳が分かりません。
か、監視とかされていませんよね?
『それは、どうかな~♪』
……え?




