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Struggle Locus On-line  作者: 武陵桃源
第3章  魔法の性質と魔素溜まりの迷宮
67/123

Locus 59  

 遅くなりました。

 長くなったため、切りました。

 次の投稿はなるべく早くするようにしたいです。

 できれば24時間以内に……。




 俺達はあの後、ルイリとの合流場所を目指し、進路上にいるモンスターを魔法を使って倒しながら進んでいった。

 セーフティエリアから少し離れていくと、道中で戦ったモンスターは不思議なことに、合流地点に近づくにつれ強くなり、遭遇する数も増えていった。

 

 具体的にいうと、この辺りのレアではない普通のモンスターならどんなにレベルが高くても、レベル7位なものだ。

 それなのに、出現するモンスターの種類は変わらないまま、レベル8・9がザラで、(まれ)にレベル10の個体も混ざっていた。

 

 更にいえば、普段のノココ等は不用意に至近距離まで近づいても、ポカ~ンとしてこちらに攻撃を仕掛けてくるなんてことはなかったのに、今ではこちらを発見ししだい奇声?を上げて、突っ込んでくる程攻撃的になっている。


 しかしそのおかげか、現在の俺の魔法がどの程度の威力かが分かり、合流地に到着する頃には、シエルとネロのレベルが1上昇するまでになった。


 現在の俺の魔法の威力の目安は、大体こんな感じになっている。


 格下:レベル6~7

 詠唱有りのエネルギーボルト2発で、討伐可。

 

 詠唱無しのエネルギーボルト3発で、討伐可。

 

 ダブルマジックを使用し、詠唱有りのエネルギーボルト1発で、討伐可。


 ダブルマジックを使用し、詠唱無しのエネルギーボルト1~2発で、討伐可。


 格下:レベル8~9

 詠唱有りのエネルギーボルト2発で、討伐可。


 詠唱無しのエネルギーボルト4発で、討伐可。


 ダブルマジックを使用し、詠唱有りのエネルギーボルト1発で、討伐可。


 ダブルマジックを使用し、詠唱無しのエネルギーボルト1~2発で、討伐可。


 同格:レベル10

 詠唱有りのエネルギーボルト3発で、討伐可。


 詠唱無しのエネルギーボルト5発で、討伐可。


 ダブルマジックを使用し、詠唱有りのエネルギーボルト1発で、討伐可。


 ダブルマジックを使用し、詠唱無しのエネルギーボルト1~2発で、討伐可。


 これ等の結果から、今では詠唱破棄のレベル上げもするために、『ダブルマジックを使用し、詠唱無しのエネルギーボルト』でモンスターを倒すようになり、詠唱破棄のレベルも3にまで上がった。


 それと、レベルが共に1上昇したシエルとネロのステータスは、こんな感じになっている。


name:シエル

sex:女

race:サニー・スピリットLv1

HP:130  MP:202

STR:0

VIT:25⇒29≫44

AGI:25≫41

INT:31≫46

MID:31≫46

DEX:26≫41

LUK:22≫37

STP:4⇒0

≫調教の効果を加算した値


種族スキル:〔陽光活性(昼)〕、〔物理半減〕


スキル:〔光魔法Lv19〕、〔光耐性Lv7〕、〔影耐性Lv7〕、〔浮遊飛空Lv1〕、〔装飾化Lv6〕、〔念力Lv3〕、〔再生Lv1〕、〔再精Lv2〕


固有スキル:〔STR返上〕


 ステータスポイントは、装備スキル枠を増やすため調教を外すことを考え、VITに全振りした。


 VITにプラス4で、25⇒29へ


name:ネロ

sex:?

race:シャドービーストLv10

HP:200  MP:300

STR:33

VIT:33

AGI:33

INT:36

MID:33

DEX:36⇒39

LUK:33

STP:3⇒0


種族スキル:〔影装変化〕、〔影記憶〕


スキル:〔影魔法Lv12〕、〔影抵抗Lv1〕、〔影耐性Lv5〕、〔潜影移動Master〕、〔宿紋化Lv1〕、〔潜伏Lv12〕、〔再生Lv2〕、〔再精Lv3〕、〔索敵Lv0〕


固有スキル:〔専化影装〕


 ステータスポイントは前回のストライフオウルとの戦いの時に、魔法による攻撃が(かす)りもしなかったことから、命中精度を高めるためDEXに全振りした。


 DEXにプラス3で、36⇒39へ


 それから、ネロがレベル10になると同時にスキル〔索敵Lv0〕を習得し、影記憶の枠が1つ増加したので、ヴェアリアントゼライスの影を覚えさせておいた。


 更に、影魔法のレベルが上がり新たな魔法の習得と、新しいスキルに派生進化できるものがあったので、その説明を読み込み進化させた。


〔PS〕パッシブスキル:〔索敵Lv0〕

敵の所在・状況・力量等を探る、技能。

SLv上昇と共に、より精度が増し索敵範囲が広がる。

但し、SLvが低いと索敵によって得られる情報は減少し、また戦闘中でも精度が著しく減少する。

MAXSLv100


□  ブラインドシャドー:使用者を中心に、半径20m以内の任意の場所や対象を影で覆う、視認妨害魔法。

この魔法に攻撃力はないが、中確率で盲目を付与し、低確率で対象のMPを削る。

覆う影の持続時間と、低確率で削る対象のMP量は、使用者の影魔法のLvとINT・LUK の値に依存する。

消費MP:8  リキャストタイム:20秒


〔PS〕パッシブスキル:〔潜影移動Master〕=進化⇒〔PS〕パッシブスキル:〔潜影移行Lv0〕


〔PS〕パッシブスキル:〔潜影移行Lv0〕

潜影移動よりも影の中を移動することに優れた、潜行技能。

SLv上昇と共に、潜影移行による移動速度が上昇する。

MAXSLv30


 俺はルイリとの合流場所となっている広場の入り口で素早く、シエルとネロのステータスポイントを割り振り、魔法やスキルの確認等をして広場の中へと進んでいった。


 広場の中に入っていくと、活性樹が生えていた(過去形)中心付近よりやや奥まった所に、ルイリと思しき黒髪のセミロングに犬(狼)?耳を付けた女性が一人来ているのが見えた。


 やはり服装というか装備が変わっており、見た目だけではルイリであると断定することができなかった。

 

 因みに服装は、黒いシャツの上に胸当てを付け、その上から臙脂色(えんじいろ)をしたジャケットを羽織(はお)っており、両手には黒革のグローブを付けている。

 下半身は、黒い短パンにカウボーイのよう茶褐色のチャップスを穿()き、両足には動きやすそうな黒い靴を()いていた。

 武器は、背に弓と矢の入った矢筒下げ、腰には短剣を差している。


 仕方ない。

 ここは、さっさと識別を使って確かめることにしよう。

 もしもルイリであるなら、あまり待たせるのも悪いし、違うなら違うでシエルを装飾化して隠さなければいけないしな。

 そう考え、俺はルイリっぽい人を視界に入れつつ、識別を使って見た。


ルイリ・狼人族(ワーウルフ)・Lv12・属性:-・耐性:火・弱点:-


 よかった、ルイリだった。

 そういえば、カインさんともう一人は何処にいるんだろう?

 この広場にはいないっぽいけど……まぁ、ルイリに聞いてみればいいか。


 そう思い、俺はそのままシエルを伴い、ルイリの方へと歩き出して行った。



 

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