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Struggle Locus On-line  作者: 武陵桃源
第2章  Fランククエストと隠されし店
24/123

Locus 21 

 毒草が十分に集まった頃には、シエルの種族Lvは5に、俺の種族LvとクラスLvは6に上がり、新しいアーツを習得していたので、草原のセーフティエリアに寄り、ステータスポイントの割り振りを行った。

 今の俺のステータスはこんな感じだ。


name:リオン

sex:男

age:16

race:人族(ハーフドラゴン)Lv6

job:冒険者(エクスプローラー) rank:F

class:ノービスLv6

HP:202(+50) MP:132

STR:52

VIT:23

AGI:52≫56

INT:21⇒24

MID:21≫26

DEX:46≫49

LUK:33≫36

STP:3⇒0  

所持金:13135R  虚空庫25/49  

≫装備品による補正を加算した数値

( )内の表記はノービスソードのクリエイトボーナスの値


種族スキル:〔混血・竜の息吹(光)〕、〔竜言語Lv0〕


装備スキル:〔STR増加Lv9〕、〔AGI増加Lv9〕、〔剣Lv14〕、〔料理Lv4〕、〔暗殺Lv17〕、〔調教Lv3〕、〔識別Lv10〕、〔気配察知Lv16〕、〔梟の目Lv16〕、〔発見Lv10〕


控えスキル:〔鑑定Lv14〕、〔見切りLv3〕、〔虚空庫 rank1〕、〔再生Lv0〕


称号:〔思慮深き者〕、〔戦女神の洗礼〕、〔ウルフバスター〕、〔剣舞士〕、〔二刀の心得〕、〔初めての友誼〕


称号スキル:〔伝心Lv3〕


固有スキル:〔狂化Lv1〕


武器:


右手:ノービスソード+3 

ATK33(ノービスソード+3分13・剣スキル補正分19・ノービスグラブ分1) 

DEF3 AGI3 M・ATK3 M・DEF3 DEX3 LUK3 HP50


左手:ダガー ATK6(ノービスグラブ分1)


頭部:

外着:丈夫な服

内着:丈夫な下着

胴部:ノービスアーマー DEF3

腕部:ノービスグラブ DEF2 ATK1

脚部:

足部:ノービスシューズ DEF2 AGI1

装飾:首:ユーフォリアの聖印 MID5


 ステータスポイントは今後Fランククエストの畑の石拾いでVITが上昇するだろうと思い、ステータスの中で一番低くなりそうなINTに、全振りした。


 INTにプラス3して、21⇒24へ


 次にシエルのステータスはこんな感じだ。


name:シエル

sex:女

race:ソル・ウィスプLv5

HP55  MP112

STR:0

VIT:12⇒13≫16

AGI:10⇒12≫15

INT:17≫20

MID:17≫20

DEX:10⇒12≫15

LUK:7⇒10≫13

STP:8⇒0

≫調教の効果を加算した値


種族スキル:〔陽光活性(昼)〕、〔物理半減〕


スキル:〔光魔法Lv6〕、〔光耐性Lv5〕、〔影耐性Lv5〕、〔浮遊飛行Lv5〕、〔装飾化Lv1〕


固有スキル:〔STR返上〕


 ステータスポイントは、短所を潰すように、低いステータスに割り振った。


 VITにプラス1で、12⇒13へ

 AGIにプラス2で、10⇒12へ

 DEXにプラス2で、10⇒12へ

 LUKにプラス3で、7⇒10へ


 それと今まで光魔法にはどんな魔法があるのかを、詳しく見ていないことに気づいたので、光魔法の種類の説明を読み込んでいった。


□ ライトアロー:光を収束し、魔力で矢の形に固めたものを発射する魔法。

光魔法のSLvが2の倍数になるたび、生成される矢の数が1増加する。

生成上限は10本まで。 若干の追尾性有り。

但し、生成される矢の数が増えるたび、矢1本の与DPは減少する。

消費MP:3  リキャストタイム:5秒


□ ライトシールド:光を収束し、魔力で盾の形に固めたものを、使用者を中心に半径20m以内の任意の場所に出現させる魔法。

盾は半径30cmの円形盾(ラウンドシールド)で、光魔法のSLvが3の倍数になるたび、盾の半径が5cm増加する。

最大増加幅は、30cmまで。

盾の強度は、INT・MID・LUK の値に依存する。

消費MP:5  リキャストタイム:8秒


□ マインドブースター・ライト:精神力を高め、魔法に対する防御力を一時的に、上昇させる増幅魔法。

上昇するMIDの値は、使用者の光魔法のSLvとINT・LUK の値に依存する。

消費MP:8  リキャストタイム:10秒


 ライトシールドの説明に、使用者を中心に半径20m以内の任意の場所に出現させるとある。

 もしも、目の前に盾がいきなり出現したら、どうなるだろうか?

 間違いなく、視界を(さえぎ)られ故意に死角を生み出して、敵に隙を与えてしまうことになるだろう。


 だけど、ライトシールドはただの盾ではなく、魔法で作られた盾だ。

 物質でできた盾とは違うのかもしれないし、違わないのかもしれない。


 そう考え、実際どうなるのか試しておいた方が良いので、シエルに頼んでライトシールドを出してもらうことにした。


「シエル、ライトシールドを俺の前に出してみてくれないか?ちょっと確認しておきたいことがあるんだ」


「・・・・・・」


 シエルから、『わかった』っと返事が伝わってくる。


「・・・・・・!」


 シエルが『ライトシールド!』と唱えるのが伝わってきた。


 すると、俺の目の前に(ふち)がキラキラと光っている、円形の透明な板の様なものが出現した。

 どうやらこれが、ライトシールドのようだな。

 俺はライトシールドの反対側へと回って見ると、反対側はライトアローの様に、ちゃんと光を収束し円形の盾の形をしていた。


 なるほど、これならライトシールドで守ってもらえる方は、視界を確保できるな。


「ありがとな、シエル。よく分かったよ」


「・・・・・・」


 シエルから、『どういたしまして』っという返事が伝わってくる。


 それから、俺が新しく習得したアーツ・・・・・・なのだが。

 正確には、既存(きそん)のアーツが昇華(進化?)したもののようだ。

 それがこちら。


□ ダブルスラッシュ:力強く2回斬り付ける技。消費MP:5  リキャストタイム:5秒


□ パワースマッシュ:力一杯殴り付ける技。消費MP:5  リキャストタイム:8秒


□ デュアルピアース:瞬時に2度突き刺す技。消費MP:5  リキャストタイム:10秒


 さてと、ステータスポイントの割り振りと、新しいアーツの確認も終わったことだし、毒草を納品しに街へ戻ることにしよう。


 街に戻る道すがら、新しいアーツの使い心地を試すことにする。

 まぁ、草原(ここ)でのモンスター相手では、オーバーキルだとは思うけどな。


 そうして、俺はシエルに移動することを伝え、街に向かって行った。



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