表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
桃の果実を食べさせて  作者: 火垂
柘榴の実
6/22

6

好きな作家さんやオススメの本。

いつも通り大人しいのだけれど、好きなものの話に興奮してほんのりとピンクに染まった頬。


こんなに話す先輩は初めてみた。



一番の収穫。


「唯ちゃん、って呼んで大丈夫ですか?」




とても嬉しかった。




私のことも、聞いてもらえた。


図書館に来て、この部活を知ったこと。

先輩をみて、自分も本を読もうと思った、と。



先輩を見て図書館に来ました!とはさすがに言えなかったが、本に興味を持ってくれて嬉しい!と喜んでいた。


「この部室、部室といっても書庫だから、埃っぽいし、薄暗いし、あまりみんなここへは来ないの。

でも、静かで、一人で考え事をしたり本を読むのにはとてもいいの。最近は唯ちゃんもいるけど、誰か他に人がいるっていうのも、ちょっとだけ…新鮮かもしれない」

口角を少しだけあげながら桜が話した。



「先輩の読書の邪魔になってないなら、幸いです…」


少しだけ、近づけた。


そんな気がした。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ