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脇役VS主人公!  作者: 三宮祐吏
2章 さてはて敵は誰だった?
7/30

7.お母さんはまともな人で良かったなぁ

「はい、自己紹介して」

 珍しく五十畑が、教師をやっているじゃないか。

 そしてまたも珍しく、私教室でHR受けてるじゃないか!

 もはや図書室の住人と呼ばれても差し支えがない私だけど、今日はHR受けてきなさいと司書さんにいわれた。

 いてもいなくても、誰も気付きはしないといったけれども、にこりと笑うだけだった。


「はぁい。わたし、名前が、佐藤美深魅(みみみ)っていいまぁす。まだはじめてきたばかりなのでぇ、よく分からないけど、がんばりまぁす!」

 ぶりっこモード。彼女は両手を口元のグーにしてあて、尻を黒板の方につきだしている。

 美しく、深く、魅了する。一見理にかなってる名前っぽいけど、普通にドッキューン(おほしさま)ネームじゃん! 名前呼ぶときに「みみみちゃーん」って何か噛んでるよね。噛みましただよねっ。かみまみたっ☆


 というか、実際あんな口調していないと思う。ゲームじゃ。もっと普通に話してた。絶対。あんなキャラじゃなくてもっとおしとやかな感じのキャラだったと思う。内気でおどおどした。

 しかしこのクラスの攻略キャラは担任しかいない。いくら美深魅なんておかしな名前だとしても、誰もなんとも思わないし、クラスが騒ぐこともない。冷たくひんやりとした空気のままだった。

「美深魅は可愛いな。お前の席はあそこだ」

 お前の頭はお花畑だな。なんて可愛いなにかぶせて思った。この前は資産家と結婚したーいなんてぼやいたけど、こんな人と一緒になったら人間ダメになると思う。やっぱり却下。

 五十畑の言う先は、学園じゃお決まりの、左後ろ。ちなみに私は番号的に真ん中ちょい左の、後ろから二番目。

 とってもいいその席が、彼女の序盤孤立にぴったりの場所だ。


***


 休み時間になっても、彼女の机を囲むことはない。というか、あれだ。普通に一時間目体育だから。不気味な転校生は放置して、更衣室に移動する。サポートのないこの序盤、本当に彼女は孤立している。

 大して私は授業していない割りに、教室にいない割りにグループ固定のおかげで仲良く更衣室に移動しましたとさ。ちゃんちゃん。


WEB拍手に小話掲載しています。(といっても序盤なので特に何もありませんが・・・。よろしければ読んでみてください)


誤字脱字報告お願いします。次回は2/24更新予定です。

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