ツバメの詠唱授業
※りんたさんの作品、青春捧げて30000戦!~村を守るために戦い続けた少女、モンスターはどれだけ倒しても絶滅しないと知った時には《最強の野生児》になってました~の掲示板での会話から妄想をもとにした話です。
放課後、お嬢様学校のとある一教室。
ツバ「…この時大事なのは魔法のイメージと違う事を言わないことね、炎なら灼熱とかなら良いけど、凍てつくとかだと魔法の雰囲気が台無しになるからね、でも上級テクとして、冷たい炎みたいに相反する言葉を使うのも一つの方法よ、みんな分かったかしら。」
生徒達「はい。」
レン「さっきから何やってるのよー!!」
ツバメ「ナイトメアこそ、関係者以外立ち入り禁止なのに何をやっているのよ。」
レン「なんでよりによって昔の名前で呼ぶのよ今までずっとレンで呼んでたよね、私は職員室へ薬膳カレーを届けたのよ、それでその帰りにたまたまこの教室の横を通り掛かったら、とんでもない授業してたから止めに来たのよ。」
ツバメ「そう言えば先生の一人が体調悪いからって詞季さんのマギサ・スピティのカレー食べてる話し聞いたことあるわね、それより、とんでもないって…詠唱のコツについて皆に教えていたのよ、結構評判良いのよ。」
生徒1「ナイトメアってあの伝説の暗黒魔術師のナイトメアですよね、すごい本物に会えるなんて。」
レン「なんでこの名前を知っているのよ?ここは中等部でしょう、私が暗黒魔術師やっていたのはかなり前の話よ。」
ツバメ「甘いわねレン、さっきも言ったでしょう、評判良いって、ここには中等部の生徒だけではなく、噂を聞いて集まった、高等部や初等部の人もいるのよ、それで高等部の生徒の兄や姉がちょうどその世代だから、知っているみたいよ、少し前に詞季さんにも話が伝わって私の詠唱理論について話したら、素晴らしいと認めてくれたのよ、今度マギサ・スピティの裏メニューの名前を考えてほしいとお願いされているのよ。」
レン「またあの人は、裏メニューまだ作る気なの…。」
ツバメ「最近マギサ・スピティはますます話題になっているからね、最近新しい人も入ったんだよね、確か月雪千影さんだったよね。」
レン「そうなのよね、とても仕事が出来る良い娘なんだけど、私の事を時々使途長と呼ぶのがちょっね…。」
ツバメ「あー昔共闘したこともある、黒い服着てた女の子ね、慕われてるなら良いことじゃない。」
レン「まあそうなんだけどさ…。」
メイ「次はこっちですよ、しっかりついてきてくださいね。」
レン「なんか窓の外でメイの声が聞こえるけどもしかして。」
ツバメ「多分またいつものかな。」
二人がカーテンを明けて窓の外をみると、そこには虎を散歩するメイの姿が。
レン「確かあの虎有名なタレントアニマルじゃなかったかな。」
ツバメ「メイも相変わらず、変わらないわね。」
りんたさんの作品、青春捧げて30000戦!~村を守るために戦い続けた少女、モンスターはどれだけ倒しても絶滅しないと知った時には《最強の野生児》になってました~の話を読んでいたら、メイ達の未来の話を書きたくなったのでかきました。