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斧で逝く  作者: ICMZ
80/87

@カスタマーセンター7

木曜日 朝9時半 ちょい前

ランドロンドオンライン カスタマーサポートセンター

***************************

視点変更 辺見


社員  :「おはようございます 辺見さん」

辺見  :「おはようございまーーーーす」


私 辺見ことサポーター 仮継続47番

大学卒業後、見事に就職できなかった

世間のバカヤローー 涙

でも契約先の業務、最近こなれてきた


派遣先じゃなく 契約先 相も変わらずいい響き

本当は休日出勤いやだったのだが、

新しいフェスの関係でどうしても今日は出てくれとの事、

休日出勤手当がでるらしい  頑張っちゃう


魔法瓶のコーヒーを飲みながらメールをみてみる 結構きてるな ん?

レイドボスがいないバグ修正依頼

レイドボスがいない

レイドボスがいない

先週からほとんど同じ内容が多いな 

ソフト屋さんも原因わからないっていってたし


お、パンツさんからのメールが来ている

タイトルも 招待状 予約制の為できれば早めに連絡下さい


辺見  :「。。。。。。。。。。。。。。。」


思わずコーヒー吹き出した

これ ガチの奴だ、 いや 相変わらずいろいろおかしい でも 凄く興味がある

即 関係者にメールを送付


辺見  :「綱川チーフ?」

チーフ :「なぁに 辺見さん」

辺見  :「至急対応必要なパンツさん案件です、 招待状が来ています」


会議室Dに ソフト屋さんx3 チーフ マネージャー 

マーケティングの人、カニ名判断の背広の人 そして私 計8人

至急のパンツさん案件とのことで鳩さんと 背広の人が参加


辺見  :「コーヒー 要らない人 いますか?

      いないですね? いれますよーー?」


自分の分を含め コーヒーを8人分入れ 自分の分にクリーマー、 

次のポットをセットしてから みんなに配る

中央にクリーマーを置く あと必要になるであろうペータータオルも置いておく


辺見  :「メールで送付したように、お馴染みのプレイヤー竹止さんです

      彼から招待状が来ています」

チーフ :「招待状?」

辺見  :「返答が欲しいそうなので、土曜日なんですけど皆さんが宜しければ

      OKと返答しようかなと思ってるんですが」

チーフ :「?????」

辺見  :「最近レイドボスがいないってクレーム

      結構 来てたの皆さんご存じですよね?」

マネジ :「原因わからないんだろ、 ボスはちゃんと生存しているのに

      プレイヤーはいないっていってるやつでしょ」

チーフ :「クレームはあってますよ、結構な数来てますし」

ソフト2:「色々しらべてるんですが 原因まだわからないんですよ」

ソフト3:「生存はしているのでユニークキャラのリスポーン

      使えないんですよね」

辺見  :「あ、それ 竹止さんが原因です

      虎さんをモフモフしたいため 連れて帰っちゃったそうです」


思わずみんなコーヒー噴き出す 背広の人は必至で耐えてる

流石(さすが) 背広きているだけあるな


チーフ :「ちょ ちょっと辺見さん ホワイトライガー レイドボスなのよ

      それを彼が連れ帰っちゃたの?」

辺見  :「ちなみに受付嬢代わりに 女神さまも連れ帰っちゃったそうです」


ここで背広の人 耐えられなかったっポイ よし なんか勝利した気分


辺見  :「ペーパータオルどうぞ」


みんながそれぞれ噴き出したコーヒーを拭いている


マネジ :「連れ帰るって 2つともレイドボスだぞ」

ソフト1:「しかも女神さまのほうは 新開発のAI 試験的にのせてるし 

      負けないようにしてたんだが」

辺見  :「カウベルっていうレベル下げるアイテムを連打して 

      LV1にしたら どちらのレイドボスも通常攻撃がなく

      MPが足りないため無力化に成功したそうです」

マネジ :「成功したそうですって ねぇ」

ソフト1:「そうか その手があったか」

   

ソフト屋さんは素直に感心している


マネジ :「いやいや ダメでしょ 倒すためのレイドボスでしょ

      それをお持ち帰りって」

辺見  :「レイドボス持ったままポータル入れなかったので

      台車に乗せてマラソンして苦労したって書いてます」

チーフ :「台車に乗せてマラソン?」

マネジ :「いや 苦労したとしてもダメでしょ」

辺見  :「しかも 女神さま 受付嬢として 超優秀だそうです」

背広  :「。。。。。新開発のAIが受付嬢か いろいろ興味あるな」


背広の人が答えると マネージャーが困っちゃう


辺見  :「ちなみに ゲーム内でLV1で攻撃できない動物、

      狐、大きな鳥、あと羊も用意して 

      モフモフができるスペシャルな場所を作成したそうです」

チーフ :「スペシャルな場所?」

鳩山  :「もしかして ばっはらセクター?」鳩さんが発言

辺見  :「そうです 知ってるんですか?」

鳩山  :「ステーキとお金を持たせたLV1の複垢で行くと幸せになる楽園

      があるらしいって いろいろな掲示板とか

      攻略サイトに書かれていたが

      そうか 本当にあったのか というか彼が創造主だったか」

チーフ :「え LV1の複垢ですか?」

辺見  :「竹止さんによると 動物と女神さまが攻撃されて殺されないよう

      常にカウベルを鳴らしてるらしいんですよ

      で近づくとレベルが下がっちゃうので

      複垢で来て欲しいってしてるそうです」

背広  :「そっか ボスと女神さまを守るためか、 なかなか考えてるな」


背広の人が答えると マネージャーが困っちゃう

その間にコーヒー二杯目をみんなに配る


辺見  :「ちなみに 入場料 一回10分 20万Gだそうです」

マネジ :「意外と高いな」

辺見  :「ただ、女神さまが超優秀ですでに3億G以上いってるそうです」


思わずみんなコーヒー噴き出す


チーフ :「億、 億、 すべてのギルドの持ち金

      合わせてもそこまでいかないでしょ」

マネジ :「おかしいだろ 色々おかしいだろ」

ソフト1:「プレイヤーの所持金はモニターしてたけど

      女神様の所持金はみていなかった」

ソフト3:「レイドボスがお金持ってる方がおかしいですよ」

チーフ :「ちょっと待って 最近 ゲーム内の露店の物価上昇してるのって?」

辺見  :「竹止さんによると想定外らしいですよ、 

      配信禁止で、もともと内輪のフレンドとたまたま訪れた人のみで

      合計100万いかないかなって予定だったらしいんですが

      アナ姫ってキャラが配信しちゃったらしくて

      その宣伝効果と優秀な女神さまの運営もあって

      一日2000万Gは最低でもいくらしくって」

全員  :「。。。。。。。。。」

辺見  :「更にですね」

チーフ :「ちょっとまって辺見さん まだあるの?」

辺見  :「近所のおじさんが薔薇を育ててたらしいんですよ」

チーフ :「近所のおじさん? それがなんなの?」

辺見  :「彼が小さいとき住んでた家の近所らしいです

      そのおじさんの栽培方法を女神さまにいったら

      女神さまが雪の薔薇の大量生産に成功したらしくて」

マネジ :「ちょ ちょっと待った―  

      雪の薔薇ってユニークアイテムだったろ」

ソフト2:「そうです レイドボスの報酬で確率でもらえる激レアアイテムです」

辺見  :「で、竹止さん 女神さまにステーキ1000万G分購入して貢いで

      数日後、態度のいい訪問客にお土産として渡せないか

      聞いたらOKがでたとのことで」

チーフ :「ちょ ちょっと待って

      それって ばっはらセクター 行ったら 

      雪の薔薇も貰えるって事?」

辺見  :「あげる あげない どの人にあげるかの判断は

      女神さまに任せてるらしいですが 確率でもらえるそうです」

マネジ :「いや ダメでしょ 伝説の武器でまわっちゃうでしょ」

辺見  :「すでに 手遅れででまわっちゃってます」

背広  :「すごいな彼 1000万分ステーキを購入して貢いだのか」

辺見  :「なんか AIの反応が壊れて可愛かったらしいですが」

マネジ :「そりゃ 壊れるだろ、 

      どこのどんなプレイヤーが1000万Gをステーキ購入に使うんだ!

      そして貢ぐんだ 自分の武器防具、買うだろ普通」

辺見  :「で、 ここまで人気のある予約殺到している 

      ばっはらセクター 一度 来ませんかって招待です」

全員  :「。。。。。。。。。。。。。。。」

辺見  :「ハクティックフィードバック対応だと 

      凄くもふもふ感が伝わってくるらしく

      ゲーム内で億を稼ぐほどの人気があるので

      もふもふの森 みたいなゲームを作成してみたらどうか? 

      猫アレルギーの人が感動していたとか

      ぜひ体験してみてくださいってことだそうです」


次の瞬間 会議室の温度が急上昇

綱川チーフと鳩さん、マネージャー ソフト屋さん、

そして背広のひと 急にみんな目つきが輝きだす


背広  :「もふもふの森」

鳩山  :「売れるよな」

チーフ :「売れますよね」

ソフト2:「作成も比較的かんたんにできます」

ソフト1:「DLCで動物ふやしていくとか 特別な餌を購入すれば

      追加のしぐさを覚えるとか 拡張性もすごいな」

ソフト3:「売れますよね」

鳩山  :「マーケティングも大々的にやればいい 

      アレルギー対策があるってのもプラスだ」

ソフト2:「自分アレルギーあるので 触れるのか やったーーー」

全員  :「。。。。。。。。。。。。。。。」

マネジ :「時間指定で返答できるのか?」

辺見  :「出来れば土曜日の午前中の方がいいらしいですけど 

      午後でもOKとの事です」

背広  :「会議室Aに フィードバック用の椅子とグローブ複数用意できるか」

マネジ :「問題ありません」

背広  :「企画書の作成の枠組みを頼めるか」

マネジ :「問題ないです やりがいがあります」

背広  :「ステークホルダー全員にメールの送付も頼む」

マネジ :「了解しました」

背広  :「辺見君 彼に土曜日10時に伺うと連絡いれておいてくれ

      みんな土曜日だけど出社を頼む」

全員  :「了解です!!!!!」


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