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幻想世界オンライン~廃人の徒然VRMMO録~  作者: あるばとろす
1章
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54話 ダンジョン探索 その4

    54話 ダンジョン探索 その4




新しく覚えたコウモリ攻撃を駆使して進む。


凄く楽だなこれ。


マジックウェポン召喚とは違い、召喚を意識し無くても仕草をすれば勝手にコウモリが出てきて攻撃してくれる。

しかもコスト無し!MPもHPも減らずリキャストタイムも10秒とか凄すぎる………。


これはもう手放せませんわ。


弾幕攻撃みたいなものだから敵が複数居ても余裕で攻撃できるしな。


と、ノリノリで進んでいると少し変な小部屋にたどり着いた。



小部屋の真ん中には絨毯のようなものが広げてあり、その上には色々なアイテムが並べられている。


そんな路上販売をしている、店主はターバンをした緑色の……


って、ゴブリン?!


そう言えば俺はこのゲームではゴブリンに会ったことが無いことを思い出す。


掲示板のスレではゴブリンらしき奴がいたが実際目にするのは初めてだ。


てか、なんなんだこいつ?



『鑑定。』




《ゴブリン商人》

種族:ゴブリン

ランク:?

状態:通常

Lv:??

スキル:

目利き

アイテム鑑定

値切り

口達者

神呼び


なんかよくわからんスキルのオンパレードだな……。


なんとなく商人に有利なスキルオンリーなのはわかるが……。


神呼びってなんだ?嫌な予感がぷんぷんするスキルだな…



『神呼び:アイテムをドロボウされたときに発動。この世界の神を呼び出しドロボウに神罰を下す。ドロボウダメ絶対。』


ああ……取る猫やら試練でもあったドロボウすると滅茶苦茶強いモンスターが出てくるやつか。

まあ、ドロボウしないけどな!

てか、この世界の神って開発者じゃん!

どう見てもBANフラグにしかみえんわ!



あっ、ゴブリンと目が合った……


ゴブリンが手招きしてくる。


しょうがないので近寄ってみた。



「お客さんいらっしゃいゴブ!ここは初めてゴブか?色々あるゴブよ。見るだけでも歓迎ゴブ!ゆっくりしていくゴブ。」


やっぱり語尾はゴブなのね……。


しかし色んなアイテムあるなあ……武器防具からよくわからん謎のアイテムまで。


ひとつひとつ見ていった。



・阿修羅の剣 6800000G

 阿修羅が使っていたとされる剣。6回攻撃出来る。


・エクスカリバー? 120000G

エクスカリバーだと思われる剣の残骸

 修理するまでわからない。


・矛盾の盾 2400000G

絶対にどんな攻撃でも防御出来る盾。

 この盾を壊せるのは矛盾の矛のみだと言われている。


・平家の鎧 120000G

 東にある島国の侍、平家が使ったとされる鎧

争いに負けて滅びたため呪われている。

 しかし防御力はピカイチ


・メデューサの頭 500000G

 石化の魔眼を持つメデューサの頭

 これ単体では使えないが、盾に装備すると

 運が良ければイージスの盾になる。


・怪しい薬 2000G

運が良ければステータスが2倍になる怪しい薬

 運が悪いと……。


・悪食がま口 10000G

いらないアイテムを食わせれば、時々アイテムを吐き出す

 しかし吐き出したアイテムが使えるアイテムかは運次第。



凄そうなのはこの辺りか。

他は回復アイテムやら帰還アイテムやら普通のアイテムだった。


しかし……武器防具は高いなあ………

明らかにラストコンテンツ装備にしか見えないが……。


えぐいのはエクスカリバー?や平家の鎧、怪しい薬だな。


修理しないとわからない。呪われている。運が良いとステータスアップ、とか………。


博打過ぎるだろ!


しかも薬以外は強気な値段設定だし……。


よし、ここは……


「悪食がま口をくれ。」


比較的まともそうな悪食がま口を買うことにした。


いらないアイテムを食わせて別のアイテムを手に入れるのは比較的どんなゲームでも見かけるアイテムだ。


「悪食がま口買うゴブ?返品は受け付けないゴブよ?」



『悪食がま口を10000Gで購入しますか?』



「はい。」



チャリ~ン………



ゴブリンががま口を手渡してくる。


「毎度ゴブ。このがま口アイテム入れても毎回アイテム出すとは限らないゴブ。出さなくてもクレーム受け付けないゴブよ?」



まあ、時々ってシステムメッセージさんも言ってたしな。


早速いらない素材アイテムをがま口に入れてみる。



「ゲコゲコ……ゲコゲコ…」


うお!鳴くのかよ!



「ゲェ~~~~~~~~~ップ!    オエッ!」



おっ?ラッキー!なにか吐き出したぞ?



『オリハルコン:素材アイテム。』


これはラッキーなのか……?



「おお~!お客さんラッキーゴブね!それ、ゴブに売ってくれないゴブか?500000Gで買い取るゴブよ?」


おお……なかなかに良い値段だな……。


元はタダだし売るか。


「じゃあ売るよ。」


オリハルコンをゴブリンに渡す。


「毎度ゴブ!これ500000Gゴブ。」


チャリ~~ン…


『ダークは500000G手に入れた!』


よし!良い買い物したぞ!


俺はほくほく顔でその小部屋を後にしたのだった。











ゴブリンが悪い顔でほくそ笑んでいるとも知らず。

オリハルコンの適正値段は2000000Gです。


まんまと安く買いたたかれましたね。

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