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幻想世界オンライン~廃人の徒然VRMMO録~  作者: あるばとろす
1章
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53話 ダンジョン探索 その3

     53話 ダンジョン探索 その3




地下2階に降りると、降りてすぐの部屋に謎の光球が浮かんでいる。



『この光球に触れるとダンジョンから脱出できます。』


ああ……脱出ギミックか。


ダンジョンにはよくあるモノだな。


ピンチだったらこれに触れて脱出する奴だ。





と、ダンジョンの通路に違和感を感じる。

なんか歪んでないか?



じ~~~っと目をこらし魔眼も併せて見つめ続けるとその正体が判明した。


迷彩模様の服を着た小人?らしきものが驚いた顔でこちらを見つめていた。


なんか悪いことをしようとしてバレたときのような顔だ。



『ダークはステルスをラーニング!』



あ~姿が見えなかったのはこのスキルのせいか。

タナボタでなかなか良いスキルをラーニング出来たぞ。


しかし、なんだ?こいつ



『鑑定。』




《盗っ人ブラウニー》

種族:亜人

ランク:D

状態:怯え

Lv:30

スキル:

ステルス

盗む

とんずら

『不思議なダンジョンのみに生息するブラウニー。ダンジョンに入った冒険者のアイテムや所持金を盗んで逃げる、ただそれだけのモンスター。普通に襲ってくるモンスターよりも冒険者達に忌み嫌われている。隠れているのを見つけれることが出来れば攻撃手段を持たないため一方的に狩ることが可能性。時たま盗んだのであろうレアなアイテムを持っていることがある。』


なるほど完全な嫌がらせモンスターか……


ブラウニーが逃げようとしたのでファイアーボールを投げて始末した。


「いろんな奴がいるのう……」


アルビダが呆れたように呟く。


おっ?何か落ちているぞ?肉では無いようだが。



『脱出玉:ダンジョンから脱出できる。』


ああ、よくあるアイテムね……。

レアではないな。


一応拾っておく。


さあ、行こうか。




通路をしばらく進むと小部屋にたどり着いた。


例のごとく部屋の真ん中にはモンスターが……



……モンスター?



部屋の真ん中にいたのはつば広のとんがり帽子を被った身長1m程の小人?だった。



『鑑定。』



《ハイマジシャン》

種族:亜人

ランク:C

状態:通常

Lv:33

スキル:

精神統一

ファイアーボール

サンダーボルト

マジックバリアー

『魔法を極めつつある、ブラウニーの魔法使い男。女はウィッチという。精神統一で魔法の威力を上げてから魔法を撃ち出す。知能は高く理性的だが、ダンジョンマスターに絶対服従の呪いをかけられている為、対話は不可能。』


うん、普通の魔法使いだな。


てか、この階はブラウニーオンリーの階なのか?


しかし、このブラウニー見た目が完全にF○の黒魔○士だな……。


まずは、マジックウェポン召喚してと……

まあ、一本でいいや。


シュン


マジックウェポンは一直線にハイマジシャンの胸に飛んでいき。


グサッ!


と、刺さった。


ドサッ……。



ハイマジシャンは、声を上げる暇も無く地に崩れ落ちる。


うつ伏せになり宙を掴むように片手をぷるぷると上げていたが

やがてその手も力無く下ろされる。



「なかなかにえぐい事をするのう……。」



そうは言うが、魔法の撃ち合いなんてやってられないよ。

魔法使いタイプだしHPは低いと思ったんだよな。



ハイマジシャンの消えた跡には杖のようなものが落ちていた。



『魔法使いの杖パン。さすがに食人はまずいので葛藤の末に考え出された人型モンスターを倒したさいに落とす肉の代わりのようなもの。魔法使い系は杖を模した食べ物を落とす。なぜかいつまでたっても焼きたての味と香り。』



あ~………確かに人型モンスターを食べるのは論理的にヤバいよな……。

不特定多数がプレイするMMOゲームでそんなもの出せるわけ無いか………。



「ピギ~~~~~~!」


アルフィンは例のごとくパンに向かって一直線に飛んでいき



ガツガツガツ!!



と、完食した。



そして、アルフィンのレベルが1上がった。



うん、この階も楽勝そうだな。



カサカサカサ……


ん?なんか嫌な音がしたような……?



音のした方を見ると………

メタル色に輝く50cmほどもある巨大なGがいた。


俺がフリーズしていると………


バキューン!!


アルビダが嬉しそうな顔で銃をGに向け撃った。


「何をボケッとしとるんじゃ!あいつは経験値の塊、メタルゴッキ~じゃ!逃がすで無いぞ!滅多に出会えんレアモンスターじゃ!」



あ、分かってたけどこの世界のキャラクターはゴッキ~を気持ち悪がらないのね。まあ、当然か。


俺も初見だから驚いたがよく見るとメタル色がテカテカしすぎて玩具みたいだ。



カサカサカサ…カサカサカサ


ゴッキ~は逃げようと必死に走り回る。



「スロー」「スロー」



重ねがけスローだ!どうだ?!



スローを重ねがけされたゴッキ~はかたつむりのような移動速度になってしまった……。


鈍いゴッキ~ってのもなんか見てるとぞわっとするな……




鈍くなったゴッキ~をみんなで囲んで集中攻撃だ。


う~ん、やはりメタルとかいうだけあって滅茶苦茶堅いな……


すぐ倒せるかと思ったゴッキ~だが、みんなで囲んで集中攻撃しても倒すのに3分もかかったのだった。



『ダークはレベル33→レベル35に上がった!新しいスキルを覚えた!』



さすがメタル系だな。一気にレベルが2上がったぞ。


新しいスキルも覚えたようだな……どれどれ。



・シャドウバッツ召喚

 影のコウモリを無数召喚し、敵にぶつける。

 まず、翼を出し片翼を自分を覆うように前に広げる。

 そして、一気に翼を払うように広げれば翼の中から影のコウモリが無数召喚され、敵に向かって殺到する。

 なお、コウモリは敵に当たると自動的に消滅する。


ああ…ゲームとかで吸血鬼とかが使うコウモリ攻撃の奴ね。

わかりやすい例だと聖○伝説の奴だな。


うん。だんだん吸血鬼として完成されつつあるな……。


良いか悪いかは別として。

素早い、すぐ逃げる。と言えば……?って事で

みんな大嫌いなアイツがまさかの経験値モンスターに大抜擢!

なぜ、運営はこの生物をチョイスしたのか?

それは作者にもわかりません……

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