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幻想世界オンライン~廃人の徒然VRMMO録~  作者: あるばとろす
1章
43/67

39話 公式イベント ハロウィンパーティー その1

ハロウィンイベントはじまります。

 39話 公式イベント ハロウィンパーティー その1




『お待たせしました。これより、公式イベントハロウィンパーティーを開始いたします。街のある場所に公式イベントNPCが現れますので、詳細はそのキャラクターからお聞きください。併せて公式イベントサイトもよろしくお願いいたします。』



唐突にシステムメッセージさんからの告知が聞こえてきた。

いよいよハロウィンイベントが始まるようだ。


「どうやらハロウィンイベントが始まったみたいだぞ。」


二人に知らせる。


「そうなのか?主はどうするんじゃ?参加するのか?」


まあ、記念すべき初公式イベントだしなあ。


「ああ、参加しようと思っている。」


「そうなのか。まあ、主の好きにするとよいぞ。妾達はつき合うだけじゃ。」


「ええ…ハロウィンイベントなるものがイマイチよく分かりませぬが……お手伝いいたしますよ……。」



相変わらず二人はピンときていないみたいだな……



「じゃあまずはイベントを受けないとな。公式イベントキャラクターはどこだ……?」


まずは、こういう場合のお約束。冒険者ギルドあたりかな?


たいていイベントキャラクターは目立つ場所にいるからな。





冒険者ギルドの前にやってきた。


おや、ホームポイント水晶の前に見慣れないキャラクターが……。


ハロウィンでお馴染みカボチャ頭のお化けみたいだ。

頭にかぶった魔法使いの帽子が可愛い。


人もいないし今のうちに話しかけて見よう。



「やあ!冒険者さん!オイラのお願いを聞いてくれないかな?!」


どうやらこいつで良いみたいだな。


「はい。」


いつもどおりの返事で返す。


「おいおい!はい。なんて素っ気ない返事は無しだぜ!もう一回言うよ!オイラのお願いを聞いてくれないかな?!」


うお、びっくりした!中の人入りみたいだな。さすが公式イベントキャラクターだ。


「あ、ああ…すまない。いつものクセでな……お願いだったか、喜んで引き受けるよ。」


「もう少しNPCのAIをいじるべきかなぁ……いや、でもリソースがなぁ………………………………………… はっ!いやいやこっちの話さ!受けてくれるんだね!ありがとう!」


なんか、開発陣の悩みを垣間見た気がする………。


「では、気を取り直して。実は、オイラの大切なカボチャに悪霊が取り憑いちゃったんだ……。悪霊達はカボチャをパンプキンモンスターにして街の至る所で暴れ回ってるんだ……。このままでは、オイラの評判が……、じゃなくて、カボチャがみんなから嫌われてしまう!冒険者さん、パンプキンモンスターをやっつけてカボチャの種を持ってきてよ!お礼に面白イベントアイテムあげるからさ。」


一番大切なのは自身の評判かよ!

まあ、ハロウィンのカボチャって俺の予想通りなら…


「わかった。そういえばおまえはなんて呼べばいいんだ?」



「あれ?言ってなかったっけ?オイラはジャック!よろしくね!」



あ~やっぱりジャックだったか……このイベントすんなりと終わりそうにないぞ……。



ジャック・オー・ランタン

嘘つきジャックとも言われるカボチャ頭の悪霊だ。

そもそもこいつ自身が悪霊なんだよな。


詳しい話は割愛するが嘘つきジャックは嘘をついたせいで天国にも地獄にも行けなくなりこの世を彷徨っているみたいな話だ。

ハロウィンの時だけ許されるんだったかな?そこら辺はよく分からん。詳しいことはググってくれ。


「あ、そうだ!悪霊達は用心深くてさ、人間の前には姿を現さないんだよね!まあ、あんたは人間じゃないみたいだけどさ。なんか人間みたいな恰好してるしそれじゃあ奴らは出てこないよ。」


こ、こいつ……しれっと正体看破しやがった……。さすが運営のキャラってとこか。


「なので~ちょちょいのちょいっと!ほいさっさ!」


ぼふん!


「この恰好で、参加してね~。」


変な魔法をかけられた……。姿を確認してみると見える範囲では服が変わっている……ってこれ、ドラキュラ伯爵の服じゃねえか!


「ちょ……おま……。」



「硬いことはいいっこなしよ!バレないバレない。」


確かにバレないかもしれないが、こんなテンプレまんまのコスプレは……。



「あと~そこのお姉さん達…………は、召喚獣かぁ。冒険者さん、あんたも好きねぇ(笑)ま、じっくり教育してね。そいつらは、成長するAIだからさ………おっとオフレコオフレコ、あんまりしゃべると上に叱られる……。お姉さん達はこの恰好で参加してね~。」


ぼふん!


「何じゃ?この恰好は?」


「………?」


アルビダは、テンプレ!な女海賊の恰好に。メアリーは…………

白いシーツ被せて目の所に穴を開けた手抜きゴーストになっていた……。


「じゃあ、後はよろしく~オイラはここで待ってるからさ種たくさん集めてきてね~。」


しっしっという風に追い立てられ、こうしてハロウィンイベントは始まったのだった…………。

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