38話 アクセサリー屋
38話 アクセサリー屋
二人を連れてアクセサリー屋に向かう。
その道中、プレイヤー達からの視線を感じまくる……。
好奇心、興味、嫉妬……そんな物が入り混じった視線だ。
メアリーとアルビダははっきり言って物凄い美人だ。
それを両手に手をつないでいたらそりゃあ目立つよな………。
手を繋ぐ気は無かったんだが……繋いでくれ言われたときにあんな顔されたらなぁ……。
と、言うわけで二人と手をつないでアクセサリー屋に向かっている訳だ。
「着いたぞここだ。」
アクセサリー屋に到着だ。
「おお!ここがアクセサリー屋なのじゃな?早速中に入るのじゃ!」
「うふふ……。そうですね。」
ガラッ
「らっしゃい!ここは、アクセサリー屋だよ!何にするんだい?」
………。現実のアクセサリー屋は絶対そんな事言わない。
「妾は、おニューのアイパッチが欲しいのじゃ!」
「私は、新しい髪飾りが欲しいです……。」
ふむふむ……。何か無いかな……。
・揚羽蝶のアイパッチ 3000G
適正レベル1
射撃命中率+5%
・牡丹の髪飾り 3000G
適正レベル1
MP+100
魔法威力+5%
ここら辺かな?
「揚羽蝶のアイパッチと牡丹の髪飾りかい?2つで6000Gだよ!」
『揚羽蝶のアイパッチ×1、牡丹の髪飾り×1。合計金額6000Gです。購入しますか?』
「はい。」
チャリ~ン…。
『揚羽蝶のアイパッチを手に入れた!牡丹の髪飾りを手に入れた!』
「二人とも、買ったぞ。」
すると、またもや二人がもじもじし始めた……。
「主から妾達につけてはくれんかのう……。」
「………………………………………。」
もじもじ
もじもじ
もじもじされると恥ずかしいな!
「わかった。」
こうして俺は二人にアクセサリーをつけたのだった。
二人ともつける時、目を閉じて真っ赤になってて可愛かったな。
「そういえばそろそろハロウィンイベントがあるんじゃないか?」
掲示板で話題になってたような……。
何しろこのゲームの正式サービス初の公式イベントだとかで盛り上がっていた。
「ハロウィン?何じゃ?それは?」
あ~、やはりゲームのNPCには知らされて無いのか……。
「正式には違うんだけど……。まぁ簡単に言うと、プレイヤーがモンスターの恰好をして、モンスターとしてイベントを楽しみましょうって言う日かな?」
全然違うのだが、モンスターでもある彼女たちに説明する言葉が見つからずそれっぽく言う。
「ふ~む……。よく分からんのう。妾達からすれば、妾達同族に襲いかかるプレイヤーこそモンスターだと思うがのう。」
ああ…まあ、レベリングするプレイヤーってどう見てもそうだよね……。
「ええ……。私のいた鉱山でも旦那様に襲いかかろうとしたプレイヤー達がいましたし……。プレイヤーとはいったい何なのでございましょう……。」
うん……。同じプレイヤーとして耳がいたいよな……。
「まあ、そういう訳だから街にモンスターの恰好をしたプレイヤー達が現れると思うけど、あまり気にしなくて良いからな。」
アルビダとメアリーは相変わらずよく分からないと言う顔をしていたが、一応頷いてくれたのだった。
ハロウィンって日本だと完全に仮装パーティーですよね。




