37話 買い食い
37話 買い食い
二人を連れて露店街にやってきた。
「おお…。美味そうな匂いがするのじゃ!」
「ええ……本当に。」
二人ともうれしそうだ。連れてきてよかったなぁ
「二人とも好きな物を買ってやるぞ」
俺の言葉に二人は目を輝かせる。
「それなら妾は、あの海鮮串焼きが食べたいのじゃ!死んでウン百年……まさか、また再び食べれるとは思わなかったのじゃ!」
アルビダは海鮮串焼きが好きなのか。
「私は、彼処にあるドーナツが食べたいです……。」
メアリーはドーナツが好きなのか。
「よし、海鮮串焼きとドーナツだな?少し待っててくれ。」
二人を残屋台に近づく。
「へい!らっしゃい!ワーキャット風海の幸串焼きだよ!いくつ買うんだい?」
ワーキャット風海の幸串焼きって言うのか……。
「とりあえず2つくれ。」
おやじが串焼きを2本差し出してきた。
「まいど!200Gだ!」
『ワーキャット風海の幸串焼き×2。合計金額200Gです。購入しますか?』
「はい。」
チャリ~ン…。
『ワーキャット風海の幸串焼き×2を手に入れた!』
さて、次はドーナツ屋だな。
「へい!らっしゃい!オールドドーナツだよ!いくつ買うんだい?」
本当にまんまオールドドーナツだな……あのひび割れ具合もリアルだ。
「2つくれ。」
おやじはドーナツ2つを紙袋に入れて手渡してきた。
「まいど!100Gだ!」
『オールドドーナツ×2。合計金額100Gです。購入しますか?』
「はい。」
チャリ~ン…。
『オールドドーナツ×2を手に入れた!』
二人の前に戻り、それぞれに手渡す。
「はふはふ……。んまいのじゃ~♪」
「もぐもぐ……もぐもぐ……もぐもぐ……。」
二人とも一心不乱に食べている。
死者が再び食べ物を食べられるようになるとこんな風になるのか……。
二度と食べられ無いと思っていた物が食べられるんだからなあ……。
思う存分食べてくれよ。
「ふ~大満足なのじゃ~」
「ご馳走さまでごさいました。」
食べ終わった二人ともとても満足げにしている。
「食べたくなったらいつでも言えよ。ここまで喜んで貰えるとは思わなかった。」
アルビダがこちらを見ながらつぶやく。
「不死族は基本ゾンビ系の奴ら以外はナマモノは食べられないのじゃ……。妾は骨……食べても食べたものは素通りじゃ。それに、そやつはゴースト…そもそも、ものを食べる事は出来ぬ。」
アルビダの言葉にメアリーがうなずく。
「ええ…生気や鮮度を吸う事はできましたがそこに味はありません……ただ単にエネルギーを吸う……ただそれだけの作業でした……。」
うわ……それは確かに嫌だな。
「しかし、これからは違う!美味い物を好きなだけ食べられるとは!これほど嬉しい事があろうか!」
「ええ…本当に……。」
あ~まあ、それだけ喜んで貰ったら本望だよ。
「じゃあ、まだ食べたい物があるんじゃないか?何でも言えよ買ってやるからな。」
すると、二人とももじもじし始める。
「主の心遣いは嬉しいのじゃが妾達は乙女……余り食べてしまうと……のう?わかるじゃろ?」
ん?体重とか太るとかそんな感じか?
てかゲームでNPCが太るのか?
乙女心はよくわからんな……。
「じゃあ、次はアクセサリー屋でも行ってみるか?」
俺の言葉に二人は目を輝かせる。
乙女心ね……。
例の某小説VRMMOゲームを買いました!
でも、この小説は頑張って毎日更新します!
文字数が少なくなると思いますが、ああ……ゲームしてるんだな……と察していただければ幸いです。




