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幻想世界オンライン~廃人の徒然VRMMO録~  作者: あるばとろす
1章
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33話 海賊女王アルビダ

     33話 海賊女王アルビダ





コウモリ達を引き連れて海賊船の前にやって来た。


海賊船はボロボロに朽ち果てて完全に難破船と成り果てている。

船体には大砲跡や弓矢が刺さった後などが残っており、海賊船は敵に攻められ満身創痍でこの洞窟に逃げ込んだ後力尽きたのだろう。


まあ、そういう設定なんだろうな。




海賊船の周りには無数のスケルトンが蠢いている。



『鑑定。』




《パイレーツスケルトン》

種族:スケルトン

状態:通常

Lv:20

スキル:

警戒

ダブルスラッシュ

仲間を呼ぶ



《パイレーツスケルトンリーダー》

種族:スケルトン

状態:通常

Lv:25

スキル:

鼓舞

軍団指揮

仲間を呼ぶ

ダブルスラッシュ





ほほ~……。

リーダーの鼓舞と軍団指揮欲しいな…。

でも、俺よりレベルが高いからラーニング出来ないよなあ……。



まあ、とにかくこいつら何とかしないと海賊船に入れないな。


コウモリ達をぶつけてみるか?


「キキー!(お前ら行け!)」



コウモリ達に命令してみる。



キー!キー!キー!キー!キー!キー!キー!キー!キー!キー!キー!……………………………………………………………




コウモリ達は一斉にパイレーツスケルトン達に襲いかかって行った。



『警戒をラーニング!体当たりをラーニング!パワースラッシュをラーニング!』





スケルトン達は頑張ったが、数の暴力の前には為す術もなかったようだ……。

全てのスケルトン達はバラバラに粉砕され地に帰って行った。


戦闘を見ていただけだが無事警戒と体当たりとパワースラッシュを覚える事が出来た。


この中で良いなと思ったのは警戒だ。

視覚の端にレーダーのようなものが表示されそこに赤点が表示されている。

おそらくこれはモンスターの位置を示しているのだろう。

ちなみに手下になったコウモリは黄色だった。






海賊船の内部に入る扉の前に来たのだが、コウモリのままでは入れないみたいだ。

元に戻ろう。



ボフン!



ガチャ。



扉をくぐると違和感。

インスタンスエリアに入ったみたいだ。


コウモリ達も入れないみたいだな。

俺が入ると同時に魅了が解けて帰って行った。






海賊船の通路には何も居ない。

外にいたのが海賊全員ってオチじゃないよな?

インスタンスエリアに入ったしボス戦がある気配なんだが。

ボスって海賊王なのかね……?




部屋をひとつひとつ開けて確認しながら進んでいく。

しかしどの部屋にも宝箱はおろかスケルトンすらいないのだった。



やがて、ひときわ大きな扉の前にたどり着いた。


「どう見てもここがボス部屋だよなあ……。」


よし、入りますか。



ガチャ。



部屋の中は執務室?船長室?みたいだ。



机の向こうには大きな椅子があり、こちらに背を向けている。

うん、誰か座ってるな。





「妾の宝を狙って来たか……。外の部下達を倒した事は誉めてやろう。だがしかし、妾がそう簡単に倒せるとは思わないことだ。」



椅子がくるっとこちらを向く。


座っていたのは海賊服を着たスケルトン……?

いや、スケルトンをうっすらとゴーストのような薄い膜が覆っている。



『鑑定。』





《パイレーツクイーン・アルビダ》

種族:リッチ

状態:通常

Lv:40

スキル:

死の抱擁

死の口づけ

眷族召喚

軍団指揮

鼓舞

連続剣撃



うわっ……。

強くない?

これ、ひょっとしてレイド戦とかフルアライアンス戦推奨のボスなんじゃあ……?



アルビダがふわりと浮き、こちらに近づいてくる。


「出でよシモベ達よ。」


アルビダが指をならすと無数のパイレーツスケルトン達が湧き出す。



カカカッ

カカカッ

カカカッ………


「殺れ。」


アルビダがそう言うとパイレーツスケルトン達が襲いかかって来た!







スケルトン達は大して強くない。

数は多いがそれだけだ。

現にジュワユースでひとつきでバラバラになっている。


しかし一定数倒すとアルビダが指をならし補充するのでさっきから全然減ってない。



ええい面倒くさい!



俺は翼をはやし宙に浮きアルビダの所まで接近する。



「なんじゃと?!」


アルビダが目を見開き驚いている。


てか、ゴースト部分の顔は美人だな。

その奥の骸骨が全て台無しにしてるけど。



俺がジュワユースを突き出すとアルビダもレイピアを手に取り応戦する。



キンキンキン



アルビダは死の抱擁を繰り出したいようだが、俺に隙が無いため繰り出せないでいるようだ。


まあ、効かないんだけどな!


不死族に即死系のスキル魔法は効かないのはお約束だ。

後ドレイン系もな!



カキーン!



遂に俺の攻撃がアルビダのレイピアを弾き飛ばす。


アルビダは防戦一方で手下を呼ぶとも出来ず、スケルトン達は俺達の攻防の余波を受けて全てバラバラになっていた。



と、アルビダが抱きついてキスをしてくる。


『ダークに死の抱擁は効かない。ダークに死の口づけは効かない。』



だから効かないんだって……。



アルビダの顔が絶望に変わる。




「くっ……。殺せ!」




うわあ……。それ、言っちゃいますか……。




完全にこっちが悪者なんだよなあ……。



でも、ボス倒さないとこのフィールドから出れないし……。


てか、こいつ元々死んでるからな安らかに眠れよ。




せめてもの情けで苦しまないように倒したのだった。




『ダークは、パイレーツクイーン・アルビダを倒した!2000の経験値を得た!パイレーツクイーン・アルビダはアイテムを落としていた!女王の呪われししゃれこうべを手に入れた!』



黄金の髑髏を手に入れたぞ?これってまさか……。




女王の呪われししゃれこうべ:クイーンアルビダのしゃれこうべ。アルビダを召喚することが出来る。

アルビダがかなわないと思った相手にのみ託す忠誠の証。

破棄できない。



要石みたいなもんか……。

やったぜ!ハーレム要員が増えたよ!

全員アンデッドだけどな!



しょうがないのでメアリーとアルビダを召喚する。



「ふふふ……。」


「ほほほ……。」


2人はにらみ合ったまま動かないのだった……。




何とかしてくれ……。

念願のくっころ書けました。


主人公が躊躇なく女型モンスターを倒してる為そう言うのが嫌いな方もいらっしゃると思いますがボス戦&死んでるので目をつむって頂ければと思います。

見逃してもボス部屋から出れません。仕様ですので。

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