11話 ジョブ習得クエストその3
11話 ジョブ習得クエストその3
「これで全ての試験が終わりました。お疲れさまでした。」
「まさか俺たち全員を倒すとは想いもしなかったぜ。」
「おぬしの選べるジョブはこれじゃ!よく考えて選ぶがよいぞ」
『おめでとうございます!ジョブが選べるようになりました。ジョブを選んで下さい。』
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・戦士(全てがオールマイティな前衛職)
・剣士(素早さに特化した前衛職)
・魔法戦士(防御系魔法が使える前衛職)
・魔法剣士(一通りの魔法が使える前衛職)
・魔戦士(黒魔法が使える前衛職)
・魔剣士(暗黒魔法が使える前衛職)
・黒魔法使い(黒魔法&暗黒魔法が使える後衛職)
・邪神官(暗黒魔法も使える神官。後衛職)
・破戒僧(闇に落ちたモンク。中衛職)
・密猟者(闇に落ちたアーチャー。中衛職)
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おい!闇に落ちた職多すぎ!
なんだよ…密猟者って!
これは暗黒魔法であるドレイン系を使ったからか…。
あとやはり魔法関係が多いな…。
まあ、俺が狙ってたジョブがあるしサクッと選びますか。
「魔法剣士で。」
『魔法剣士でよろしいですか?一度選ぶと変更は出来ません。』
「はい。」
パラパパパパ~パ!♪
『ダークは魔法剣士にジョブチェンジした!ステータスが上がった!魔法を覚えた!クエストクリアーした!100000の経験値を得た!レベルアップ!ダークはレベル15になった!50000Gのお金を手に入れた!』
はい…?
いやいやクエスト経験値多すぎだろ!まあ負けイベントで勝ったからだろうけど…。ひょっとして初撃破ボーナスも付いてる…?
初撃破ボーナスとは文字通りそのボスモンスターをこのゲームで初めて倒した場合に貰えるボーナスだ。廃人達はこれを一種のステータスとして狙っているのだ。
あちゃー、これ誰かが気付いたら掲示板荒れるぞ~…。
ふう取り乱してしまった…。
そうそう最初から魔法剣士を狙ってたと言ったな?
そう狙ってたんだよ。
魔法剣士はよく器用貧乏と言われる職だ。
武器攻撃は戦士や剣士にかなわず。
魔法関係では後衛職にかなわない。
しかし!魔法剣士には他の職には無いオンリーワンな魔法があるのだ!
クイックとヘヴィとスローだ。
クイックは自分の素早さを2倍にし
ヘヴィは敵の素早さを半分にし
スローは敵の攻撃速度魔法詠唱時間を2倍にする。
どうだ?凄そうだろ?これに攻撃予測を併せるとどうなると思う?
制限かけられている昼間でも格上モンスターと戦えそうだろ?
ダークフィールド使えって?嫌だよ目立ちたく無いもん。あれはどうにもならなくなった時の切り札だ。
あの魔法絶対悪目立ちするよな…。漆黒のドームって…。
「金も結構貰えたな5万Gか。」
MMORPGの金の価値なんて一概に決められないが序盤ならまあ安心出来る額だ。
MMORPGの金の価値は職人達が握っている…。インフレデフレが起きるかどうかは奴らの指先三寸なのだ。
まあ俺はバトルオンリー。職人なんてする気はないが。
「でもまあ、錬金術ギルドと採掘ギルドには行ってみるかな。」
錬金術ギルドはモンスターの血
採掘ギルドは仮説だが真祖スキルが関係している。
ダンジョンならひょっとすると…。なのだ。
まあ、仮説の域を出ないので行ってみないことには分からないが。
「魔法剣士にしたか。精進するのじゃぞ」
「頑張れよ!」
「頑張って下さいね。」
3人に見送られながら俺は階段を上り訓練施設を後にするのだった。
「無事ジョブにつかれたご様子ですね。お疲れさまでした。身分証明書はご用意出来ております。」
本当に仕事早いな!
まあ、まだクエストは続いているみたいだが。
連続クエストはそういうものだ。
『身分証明書を手に入れた!街の施設に入れるようになった!街の商店を利用出来るようになった!この街にマイホームを建てれるようになった!街の外に出られるようになった!冒険者ギルドで依頼クエストを受けれるようになった!』
おおぅ…。一気に出来るようになったな。
てか、無職だと街の外にも出られないのかよ!
無職に厳しすぎだろ…。このゲーム…
「ダーク様は職人ギルドにご興味お有りですか?よろしければ紹介状をお書きしますが。」
来た来た。テンプレ職人ギルド紹介クエ。ここら辺も王道だなあ
「錬金術ギルドか採掘ギルドの紹介状が欲しいんだが。」
二カ所はさすがに無理か…?
「かしこまりましたこちらをどうぞ。」
受付嬢は二つの手紙を手渡してきた。
『錬金術ギルドへの紹介状を手に入れた!採掘ギルドへの紹介状を手に入れた!』
大丈夫なのかよ!
さて、ギルドに行く前にステータスと装備確認でもしますか。
ジョブチョイスはプレイヤーの戦い方により確定します。
暗黒魔法や魅了など所謂外道魔法&スキルを使ったダークは闇堕ちジョブが出たのでした。




