第2話
お久しぶりです。大変お待たせして申し訳ないです……。
さらに申し訳ないことに、今回も地味な話です。
2034.7.20
アーカイム皇国 アーカイメル市
市街地郊外
10:32 現地時間
戦争が終結し、しばらくしたアーカイム皇国の首都アーカイメル市。バルツェル共和国に占拠された時から1年以上に渡って過酷な統治を受けていたが、バルツェル共和国軍が自衛隊に敗北してこの地を去ってからは、アーカイム皇国の新生政府が樹立され、彼らが統治を行っていた。
しかし、アーカイム皇国新政府は元々はレジスタンス組織。構成メンバーは以前の政府の職員や軍人が多くを占めていたものの、人材の少なさは如何ともしがたいものであった。特に兵士の損耗は激しく、新政府の軍は装備や兵力の点で極めて脆弱と言わざるを得なかった。
アーカイム皇国は戦後間もない時期であるため、治安維持には特に力を入れねばいけないはずなのだが、そのための力はアーカイム皇国政府にはなかった。
そのため、アーカイム皇国は日本に自衛隊の派遣を要請した。というよりは、元よりその手筈だった。アーカイム皇国独力での治安維持は不可能であると日本政府や防衛省は早々に結論付けており、その結果、現在は自衛隊部隊もアーカイム皇国の治安維持に手を貸しているのだ。
「あー、日本に帰りてぇ……」
アーカイメル市の市街地郊外で治安維持任務に就いている永瀬義人 三等陸曹はぼやくように言った。
「それは俺も一緒っすよ、先輩」
「今は三曹か分隊長と呼べよ」
「了解っす」
義人の隣には部下であり、高校の時の後輩でもあった生田亮太 一等陸士が歩いていた。彼らは陸上自衛隊第1外征団所属の普通科隊員であり、アーカイメル市の治安維持任務に就いている。
自衛隊による治安維持は、現地住民にはある程度好意的に受け止められていた。自衛隊は大部分のアーカイメル市民にとっては、不甲斐ない自国軍の代わりに過酷なバルツェル共和国の植民地支配から自分達を救ってくれた解放者であるのだ。
しかしながら、全てのアーカイメル市民が自衛隊の活動を好意的に捉えているわけではない。結局、自衛隊も外国の軍隊なのである。日本国内の自衛隊の立ち位置はともかくとして、アーカイメル市民からすれば外国‘軍’だ。そのため、バルツェル共和国軍の代わりに自衛隊が駐留しているだけと捉える者もいないことはない。
もっとも、自衛隊の活動地域の治安は向上しており、バルツェル共和国軍人のように自衛官が現地住民を虐待することは全くないため、そのような意見は圧倒的少数派に留まっているが。それ故、どちらかといえばアーカイメル市は自衛隊に対しては歓迎ムードである。
一方、自衛官達の本心といえば、早く日本に帰りたいというのが多い。戦争が終わり、ようやく一息つけると思った矢先に治安維持任務である。それも戦後間もない地域であり、自衛隊が来てからマシになったとはいえ治安も良くない。多少ゲンナリとした気分になるのも仕方のないことだろう。
義人もそんな自衛官の一人だ。
「そういや、分隊長は国民投票どうするんですか?」
パトロール中は雑談することも多い。無論、気を抜いていいわけではないし、実際に気を抜いているわけではないが、やはり特に潜入作戦中でもないのにひたすら無言というのも辛いものだ。
「国民投票? ああ、あれか……」
生田 一士の言う‘国民投票’。それは数日前に政府が発表したことに関わる。
核兵器保有計画の実在。それが、バルツェル共和国との戦争の後、日本国内を騒がせている政府発表である。
以前まではただの与太話や可能性の話で、現実味のある話とは多くの者が捉えなかった。
しかし、バルツェル共和国が核兵器を保有する恐れがあること。そして、それをバルツェル共和国が成した場合、日本は現状の優位性を損なうことになりかねないということ。それらを防ぐために核兵器保有を計画していること。それらを政府が公式に発表したのだ。
無論、反響は凄まじかった。野党は賛成と反対に別れて大騒ぎし、反核団体は反核デモを行い、対抗して極右団体も賛成デモを行う。国民の間でも賛成と反対に大きく別れていた。特に極端な左派系メディアは発狂したかのように批判を行っている。その他のメディアも、「核保有には議論の余地がある」としながらも、反対の立場を取るところが多い。
しかしながら、全体的に見ると賛成側の方が優勢である。というのも、明確な敵であるバルツェル共和国がこの世界で唯一の核兵器保有国となった場合、日本は未曾有の危機に陥ることになりかねない。
日本人の間に核兵器に対する忌避感がないわけではない。しかし、それは自分達の生存より優先することではないのだ。結局、我が身が危機に晒されるくらいなら、核兵器を持ってバルツェル共和国を脅し返す方がいいと考える日本人も多いのだ。
転移前の日本ならば、こんな世論になるのは有り得ないことはないものの、可能性は低かったであろう。アメリカの核の傘が存在していたからだ。
しかし、この世界には核の傘など存在しない。むしろ、敵国が核兵器を実用化しようとしている。この現実を前に、多くの日本人は非核の理想を捨て始めていた。
そして、終戦記念日でもある8月15日に核保有の是非を問う国民投票が行われようとしている。日本の国防の一大転換の是非を問うだけでなく、国としての方針をも変える、とも言える大事な国民投票であり、国民の関心は極めて高い。それ故、全国で賛成派と反対派の過激な連中が問題を起こしていたりするのだが。
「もちろん、投票には行くぞ? というか、ウチはそういうの厳しいだろ?」
義人はそう言って肩を竦める。自衛官は一公務員であり、政治的には中立であるべきだ、とされている。事実、その通りである。だが、同時に一国民でもある。
その観点から、自衛隊では投票に行くことを推奨している。部隊によっては半ば義務と化している。普段はできない政治的な活動を、投票を通じてのみ許されているのだ。それ故、投票に行くことを自衛隊は重要視している。
大陸に派遣されている部隊も例外ではない。わざわざ駐屯地に投票所まで設けて現地の自衛官に投票を行わせようとしているのだ。
「いや、それはそうなんですけど……俺が言いたいのは、核保有に賛成か反対かってことで……俺、どうすればいいのか分からなくて」
「……そういうのは、他人と相談するものじゃないと思うぜ?」
義人は呆れたようにそう言う。これに関しては自分の中の信念に沿って判断すべきであり、他人の意見を聞いてそれに追従するようなものではない。判断できないのなら、投票しないのも手である。
「分かってはいるんですが……」
「仕方ねぇな……俺は賛成だよ。実際、相手が持つならこっち持たないとバランスが崩れる。俺達自衛隊が必死こいて日本を守るために活動しても、敵だけが核兵器を持っていたら、それも無意味になる」
「でも……ミサイルディフェンスがあるじゃないですか?」
「あれも完璧じゃないぞ? 撃たれ続ければ、いつかは抜かれる。こちらに核反撃能力がなければ、相手は実質ノーリスクで撃ち続けられる……。戦略核兵器に対して、通常兵器で対抗しようというのが間違いだ……と俺は思う」
日本やアメリカが誇るミサイルディフェンスは確かに優秀だ。しかしながら、これは盾の役割を持つシステムであり、矛の役割は別の何かが担当せねばならない。核搭載弾道ミサイルによる攻撃に対して有効な反撃手段は、破壊力や迅速性の観点から、今のところは核搭載弾道ミサイルだけである。つまり、この世界でミサイルディフェンスを有効活用するには、日本の核保有が必要だと義人は考えているのだ。
これは核保有賛成派の主要な考え方のひとつだ。今はまだバルツェル共和国が弾道ミサイルを開発したという話は聞かない。しかし、核兵器の開発が済んだ時には、その投射手段として開発を推し進めてくるのは目に見えている。だからこそ、バルツェル共和国が将来持つかもしれない核搭載弾道ミサイルに対する対抗策が必要なのだ。
「やっぱり……核兵器って持たないといけないんですかね?」
「俺はそう思う。だけど、お前までそう思わないといけないわけじゃないだろ?」
「……いえ、正直に言うと、薄々分かってはいたんですよ。結局、敵を打ち払うだけの力がなければ、日本もこの国のようになってしまいます」
生田 一士はそう言って暗い顔をした。この国、アーカイム皇国の状況は悲惨と言っても良いだろう。
破壊され、支配され、略奪され、そして殺された。そのようなことが特別なことではないのがバルツェル共和国による植民地支配なのだ。
「……そうか。それがお前の判断なんだったら、俺には特に言うことはねぇな」
義人はそう言って、肩を竦めた。
「俺だって、綺麗事では世の中は回ってくれないことは理解してるんですよ。……この国の人には申し訳ないですけど、あんな風にはなりたくないです」
そう言って、生田 一士はあるものを眺めた。
彼らが巡回しているアーカイメル市の近郊にある丘。そこには多数の墓石のようなものが置かれていた。
その丘は、植民地支配中に死んだアーカイメル市民達がゴミのように打ち捨てられていた場所だ。バルツェル共和国軍の命令でアーカイメル市民達が大きな穴を掘り、そこに同胞を埋めていたのだ。中には愛する者を埋めねばならなかった者達もいただろう。実に痛ましい記憶だ。
そして、生田 一士は別の場所に目を向ける。そこには自衛隊が設営する診療所があった。
自衛隊は未だに痛ましい傷痕の残るアーカイメル市の治安維持任務を行っているが、それ以外にも医療支援なども行っているのだ。そのおかげでアーカイメル市民の健康状態は回復傾向にある。
しかし、生田 一士の見ている診療所はまた別の性格を持つものであった。そこにいる患者は女性ばかりだ。それも比較的若い世代である。
そこは性的暴行によって精神を傷つけられた女性達のためのカウンセリング施設なのだ。重度の精神的ダメージを負った女性は、一時的に男性と切り離すためにカウンセリング施設の中に収容している。無論、カウンセリング施設にいる自衛官も女性自衛官ばかりである。
日常生活には問題のない程度の患者に対しては、自衛隊所属の女医が一週間に一度程度のペースで訪問を行っている。そして、それ以上のケアは不要と判断された女性から患者認定を外していくのである。
「日本をこんな風にするわけにはいかないんです……」
「……お前には妹がいたっけな」
「はい。まだ小学生ですけど……。だからこそ、妹にはこんな世界とは一生無縁でいてもらいたいんです! ウチの妹、けっこう顔は可愛いんで、いろいろと心配なんですよ!」
「……………………」
生田 一士の言葉は今までとは比べ物にならないほどに力強いものだった。よっぽど妹のことが大事なのだろう。彼の本気な表情を見て、彼の持つ妹への愛情が窺えた。ぶっちゃけシスコンである。
今まで彼の妹について深く話したことはなかったので、正直、予想外の反応であった。まぁ、妹がどうなろうと知ったことではない、というような兄よりは数百倍マシなのだろうが。
「あ、そういえば、せんぱ……分隊長。あの後、結局どうなったんですか?」
「あの後……?」
「瀬川先輩からの手紙の件ですよ」
「あー……」
義人は何とも言えない表情を浮かべた。生田 一士の言う瀬川先輩とは、瀬川由里子という女性のことだ。
義人は昔、彼女にこっぴどく振られ、それ以来、女性を苦手とするようになっていた。彼女とは振られた後も何とか関係を改善することができたものの、以前よりもよそよそしい関係に落ち着いてしまった。
そんなトラウマの原因でもある女性からの手紙だ。手紙の内容を知らされていない生田 一士としては、我ながら無遠慮だとは思いつつも気になるところであった。
「まぁ、なんだ? 今さら二人で会いたいだとさ。他にも怪我はないかとか、無事を祈ってるとか、そんな感じの内容だった」
「へぇ~、どう返事するつもりで?」
「……実はもうやったんだ。手紙の中にあいつのアドレスが書いてあったからな。……一応、心配してくれたことへの礼と、会うことに関して了解の返事を送っといた」
「おおー! 遂に和解のときですね!」
「……別にあいつと喧嘩してたわけじゃねぇっての」
そう、喧嘩をしていたわけではないのだ。二人の間に微妙な空気が流れていただけである。
「いやー、でも良かったですよ、本当に」
自衛官となる前からあった問題が解決しそうな状況に、生田 一士は笑顔を浮かべる。
そんなとき、道の先でアーカイメル市民数名がたむろしているのが見えた。
「おい、あっちでなんか揉めてるぞ!」
「また喧嘩か?」
「流血沙汰にならないといいんだがな」
アーカイメル市民達が口々にそう言うのが二人には聞こえた。どうやら、道を曲がった先で誰かが揉め事を起こしているらしい。こういうのは今のアーカイメル市では珍しくなく、まだまだ治安は回復しきっていないことがよく分かる。
「……行くか」
「仕事ですしね……」
正直、面倒くさいと思いつつも二人は喧嘩の仲裁のために現場に向かうのだった。こういう地道な自衛隊の活動がアーカイメル市民の自衛隊への支持に繋がっていっているのである。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
同時期のバルツェル共和国。戦争が終わった後、バルツェル共和国全体で大規模な混乱が生じていた。
圧勝が予期されていた大陸東部への侵攻はまさかの苦戦。国民には苦戦のことは伏せられていたが、どこからとなく戦況は漏れ伝わってくるものだ。人の口に戸は立てられないのである。
そして、終戦した時に政府が行った勝利宣言の内容も国民に混乱を与えた。『暴虐なるニホンの侵略を押し止めることに成功し、大きな打撃を与えることによって講和した』というものだ。ここまで来ると国民も実質的にバルツェル共和国が敗北したのだと理解した。
なにせ、最初はこちらは攻める側だったのに、宣言の中ではまるで防御側のようになっている。そして、敵はエルスタイン王国であったはずが、いつの間にか日本になっている。さらに、ロッテンダム大統領が自殺し、新大統領が就いてすぐに終戦している。
これだけ不自然なことが重なれば、余程の間抜けでなければ気づきそうなものだ。
それを証明するかのような事態も起きている。
今回の遠征に出撃した兵士達は、陸海空の所属を問わず、これまでに経験したことのないほどの死者や重傷者を出しており、夫や父、息子を失って悲嘆に暮れる人々は天井知らずに増加している。
事実上のバルツェル共和国の敗北を受け、植民地では独立運動の機運が高まりつつあり、企業の経済活動にも悪影響を与えている。そして、それは商品の価格という形でバルツェル共和国国民に打撃を与えている。価格が上がるだけならマシで、アーカイム皇国領に拠点を置いていた企業の商品は店頭から消え去った。
エネルギー価格も急激に上昇し、庶民を真綿で締め上げるような状態になりつつある。
ここまで酷い状態になると、その不満も凄まじいものになる。しかしながら、政府や議会もそれに対応できる状態ではなかった。
バルツェル共和国における議員はほぼ全てが企業を持っている。敗戦の影響で経営が傾いている企業も多く、アーカイム皇国領への投資も回収できないことが確定的になっている。
つまり、議員達の多くは自分のことで精一杯な状態なのである。議会を開いても何らかの理由をつけて欠席する議員が後を絶たず、議会は麻痺しかけている。
この国の先は暗い。そんなことを考えている人々は時間が進むごとに増えていっている。
「はぁ……この国はどうなるのかしら……?」
リーリアは屋敷の自室の窓から首都の街並みを眺めつつ、そんなため息をこぼした。
彼女は議員だ。この発言はいささか無責任であると言える。しかし、議会が機能していない今に関しては仕方のないことかもしれない。政治的に麻痺している以上、リーリアにできることは然程多くはないのだ。
幸い、と言ってもいいのか分からないが、麻痺しているのは議会だけだ。大統領府は今でも多忙のようで、完全に政治が麻痺しているわけではないのが救いと言えば救いだろう。
そんなときのことだった。彼女の部屋のドアをノックする音が聞こえた。
おそらく使用人だろう。レイリス家は財力も権力も握っている。それ故、使用人もそれなりにいるのだ。
ただ、いつもは落ち着いたノック音だというのに、今回は何故か慌ただしさを感じさせるような音だった。
「お嬢様、緊急のご連絡にあがりました」
まだ父親が存命だった頃から世話をしてくれていた女性使用人の声だった。いつもは落ち着いている彼女だが、今の彼女の声はどこか冷静さを欠いているようにも思えた。
「入ってちょうだい」
「失礼致します」
そう言って部屋に入ってくる使用人。その手には封筒らしきものが携えられていた。
「こちらをご覧下さい」
「この封筒がどうしたの……?」
怪訝そうにリーリアは受け取るが、封筒の表紙に書かれた文字を見て顔色が一変する。正確には、送り主の名を。
「共和国学生派遣機構……!」
バルツェル共和国軍は国立学校の学生を徴兵し、後方支援任務を担わせることがよくある。共和国学生派遣機構とは、その徴兵と派遣の管理・運営を行う軍の部署である。
そこから封筒が送られてくるということは、この中身の大まかな内容も推察できる。
「ナターシャとアイリの安否について、ね……」
様々な懸案事項が山積している中、あまり考えないようにしていたことであった。もはや生存は絶望的とも思え、考えるだけ無為に時間が過ぎていく。もしかしたら生きているかもしれない、という希望にすがりつつ、どうにか暮らせてこれたのである。
「………………」
息を呑んで中身の文書を封筒から出して読むリーリア。
予想通り、これは二人の安否に通知であった。そこにはこう書いてあったのだ。『ニホン軍の捕虜として拘留中。ニホン軍は条件次第で即時解放の用意がある』と。
リーリアは安心と不安が混ぜ合いになった何とも言えない気分に陥った。『生きていてくれていた』という安心感と、『本当に無事なのか』、『酷い目に遭わされていないか』という不安感。それがごちゃ混ぜになっているのだ。
日本政府は一般的な捕虜は即時解放に同意していた。しかし、その一方で権力者と縁のある人物に関しては、交渉材料として使っていた。無論、最終的には返すのだが、少しでも外交的成果を得ようと外務省が躍起になっていたのである。
そして、それはナターシャとアイリに関しても当てはまる。彼女達もやはり交渉材料として外務省に使われたのだ。もっとも、それは彼女達の望みでもあったのだが。
「条件……条件って何かしら?」
細かい条件に関しては文書に記載は無かった。つまり、リーリア自身が動かないといけないわけだ。
「ちょうど良かったわ。議会も動かないことだし」
リーリアは身支度を整える。共和国学生派遣機構に話を聞くために。
これが日本とバルツェル共和国の平和的交流の第一歩になるとは、当人は全く予期していなかった。
正直、閑話のモチベーションが全然上がりません。
ですので、閑話をとりあえず省略して次章を始めようかと思います。
そんなわけで明日、核兵器関連をほとんどダイジェストで進め、次章の舞台をちょろっと紹介する話を投稿し、一旦閑章を終わらせます。閑章は後で更新するかもです。




