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登場人物
足利義政
室町幕府8代将軍、応仁の乱の原因を作ったヘタレ将軍として有名。しかし芸術センスには秀でており日本文化を語る上で外すことのできない偉人。
芸術的才能がある者に対してはたとえどんなに低い身分でも敬意を払うことを忘れない。
善阿弥
義政が寵愛する庭師。現実の世界では老人だが、夢の世界では若々しい青年である。
日野富子
義政の正室。金の亡者で銭ゲバ、どんな相手も金で屈服させる。室町時代を代表する錬金術師。
アレイスター・クロウリー
イギリスの魔術師。守護天使エイワスの啓示を受けて『法の書』を書き記す。
ミヒャエル・エンデ
ドイツの児童文学作家。執筆中の小説のヒロインのイメージが固まらず悩んでいる。
「汝の欲することをなせ」は彼の作品『はてしない物語』において重要なフレーズであるが『法の書』との関連性は不明なので、いつかまた、別のときにはなすことにしよう。