自宅へ…
短大を卒業した私は地元で就活、内定頂いた会社もあったのですが結局またデザイン関係の学校に通う事となりました。
私の力不足や我が儘その他色々ありましたが周囲の人達に多大な迷惑をかけてしまったのは事実で、今でも本当に申し訳なく思っています。
さて自宅に戻ればチャコとずっと一緒の生活の始まり!
たまに来るだけだった私はチャコにとって只のゲストだったらしく「あらチャコのお家にいらっしゃい」という感じでしたが、それは共に生活する様になってもしばらく変わりませんでした。
一緒に遊んで食事して…そうして、家族として少しずつ受け入れてくれた様です。
不思議な事にチャコの見た目にも少しずつ変化がありました。
子猫時代は短毛種ではあるものの白っぽいフワフワでまるでヒマラヤンみたいだったのが、成長するにつれ全体的に灰色で焦げ茶色の模様がはっきり浮かんできたのです。
この時かかりつけの獣医さんが「先祖返りかもしれない」と言って、写真等の記録を欲しがったそうです。
しかし残念ながら全く撮影していませんでした。
まさかそんな変化があるとは思いもしませんでしたし、私が写真嫌いな事もありましたが、それ以前にミーちゃんの事を含め家族間での変化があった時期で色々と余裕が無かったのかも知れません。
獣医さんはチャコの尻尾を見てもう一言「ワオキツネザルみてぇだな」
いや確かに縞々尻尾でしたがそれは…