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ねこは続くよ~白猫ゆきくん  作者: さむらい
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母の夢に現れた子猫

プチを失った寂しさもありましたが、毎日遅くまでかかる仕事や帰宅してからも兄が騒がしくしていたので多少は誤魔化していられました

母は、事前に注意したのにもかかわらず父がプチを外に出してしまった事を「判っていて死なせてしまった」と後悔

今でもその想いは変わっていませんし私にも思う所が有るのですが、こればかりはもう残念だけれど運命とするしかありません


デザイン事務所ではもちろん私だけで無く皆が毎日深夜まで働いていて、それだけ顔を突き合わせていればやはりトラブルも起こるもの

直接的では無いけれど人間関係の揉め事に遭ったり、また私自身も頭痛や目眩等が慢性的になって通院もしたり

仕事内容に関しては色々とやらせて貰えて大変貴重な経験をさせて貰いましたが、結局それらの理由からこのデザイン事務所を辞めてしまいました


そんな折、親しい仕事仲間の方が独立すると言うので新しく立ち上げるデザイン事務所に入れて貰う事となりました

体調不良についてもこれまでよりは早く帰られるという事で安心…とは行かず仕事が回り出すと結局以前と変わらない帰宅時間でしたが(笑)


そんな新しい日常にも慣れて来たある日、母が夢を観ました


一匹の真っ白な子猫が近寄って来る夢で直感でプチだと思ったそうです

抱き寄せて「プーちゃん、あんたご飯食べて無いから色が抜けてこんな真っ白になっちゃったのね」と一言、会話内容が変なのは夢ならではのご愛嬌


その日の朝、母宛に猫仲間のHさんから電話がありました

ご家族が子猫を拾って里親を探していると言うので、それは白い子?と訊ねるとびっくりして「良く分かったね」という返事だったそうです

それは家に来る子だから貰いに行くと答えたと、母は私に全てを打ち明けました

そしてチャコもまだまだ若く元気なので、この子猫を貰い受けるのに父を説得しなくてはならないから味方になってくれと

もちろん断る理由はありません


プチが帰ってくる!!


私のテンションも上がるというもので、とりあえず日曜日に母を連れてその子猫を見に行く事になりました

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