やって来るもの
犬か猫の居るお宅は今も昔も近所に沢山あり、特に猫は放し飼いが多いのであちこちで見かけました
そして我が家の裏の小学校はちょうど裏庭部分なので人もなかなか来ず、ミーちゃんもそうでしたが猫が通り道にしたり遊ぶのにも格好の場所になっています
この頃に頻繁に現れていたのがアメショーのトム
この種類で放し飼いというのも珍しく思いましたが、どうやらミックスだったらしいです
チャコのお友達でしたが一度どこから入ったのか?我が家に侵入してあろう事かチャコのご飯をガリガリと食べてしまいチャコ激怒
今まで使っていた器も嫌がる拒否っぷりでそれ以降トムが近くに来ただけでも激怒する様になってしまいました
そのトムも怪我をしてそれが原因なのか亡くなってしまいました
最後に見た時、体は黒く汚れていて首の所にまだ治り切っていない大きな傷痕があり余りに痛々しかったのを覚えています
何かしら事情があったのかも知れませんし私が言えた事でも無いのですが、他の家の猫とはいえもう少し何とかしてあげたかったです
チャコは若い頃よくリードを二本繋げて、窓から裏の小学校に出して遊ばせていました
住宅との境目には金網のフェンスがありますが猫ならその下をくぐれる隙間があります
チャコも出して貰うのが好きだったのですが一度母がハサミを持った不審人物を目撃したとかで、それ以降止めてしまいました(今なら通報事案だと思うのですが…もうかなり昔の話です)
それでチャコにはもう窓から出さない代わりに、網戸からいつでも外を見られる様にしました
※手でカシカシ突っついて網戸を開けてしまうので、色々試した挙句溝にクリップを挟んで猫の力では開けられない様に固定
いつしか窓の外に一匹の三毛っぽい野良猫がやって来る様になり、その都度チャコが鳴いて知らせました
そこで仕方無く冷蔵庫にあった残り物の竹輪を小さくちぎって投げてみると、パクッと咥えて持って行きます
そうして安全確認をしていたのでしょうか?しばらくしてその猫は一匹また一匹と子供を連れてやって来る様になりました
何時からかその親猫を野良母さんと呼び、最終的に四匹やって来たその子達にも名前を付けました
一番体格が良い白地に三毛の子に“でか坊(でかい坊主)”茶トラには“チャーくん”小柄でグレーっぽい三毛に“プチ”一番小柄な黒猫に“チビ”
もうこうなると食べ物をあげるしかありません
食べ盛りの子供達は一つの器に頭を突っ込んで食べ…いやチビだけは体格差からか弾かれてしまうので、隙間から手を入れてくっ付いてきた物を食べていましたが
幸いな事に皆すくすくと成長していきました




