表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

生け贄

作者: Mr.C



何故ここにいるのかわからなかった。





だが何故絶望している理由はわかっていた。





神の怒りに触れてしまい、





自分を殺そうと神の力が目の前に迫っているのだ。





死を覚悟したその時、





ある者に助けられる。





ある者は悪魔と名乗った。





悪魔に何故助けたのか理由を聞く。





するとある者から依頼されたと言い、





ある鍵を渡してきた。





鍵には特別な力があり、





使用した者を助けてくれる扉が現れ、





3回使用することができると言った。





そして悪魔は姿を消した。





家に帰ると妻は自殺していた。





悲しむ間もなく突如と妻の死体が動き出し、





妻を蘇らせるかわりに魂をよこせ、





殺してやると迫る妻に鍵を使った。





突如現れた扉に吸い込まれる。





気がつくと、薄暗い家の椅子に座っていた。





テーブルの対面には妻が座っていた。





そして妻は話し出した。





出会う前に人を殺してしまい、





それを悔やみ続けており、





ある時救われる為には自殺するしかないと、





神から啓示を受けたと言った。





そして自身が死ぬ時とは、





自分の夫が絶望するであろうその時だったと妻は言った。





妻の言葉を理解できず困惑する中、





扉が現れ吸い込まれた。






気がつくと、誰もいない家の椅子に座っていた。






すべての不安を払うためにすぐさま鍵使った。





現れた扉に吸い込まれた。





気がつくと、家の椅子に座っていた。





テーブルの対面には悪魔が座っていた。





悪魔に妻は助からなかったと言った。





悪魔はあなたは助かっていると言った。





妻も助けてくれと悪魔に言った。





ではその鍵に願い使えばいいと悪魔は言った。





鍵を使うと扉が現れ男は吸い込まれていく。





気がつくと、光に照らされた家の椅子に座っていた。





テーブルの対面には神が座っていた。





妻を助けてくれと神に言った。





神はお前の妻は私により既に救われた。





それを無しにすると言うならお前が贄となれと神は言った。





それを承諾した。





神は贄の最期には全て話す必要があるといい話しだした。





悪魔である私が神になるためには、





絶望を集め続ける必要がある。





そのためには特別な贄が必要だと言った。





その贄は常に絶望し続ける必要があり、





お前はその特別な贄となり絶望し続けている存在であると告げる。





そしてこのあと記憶がなくなり、





神になりすました悪魔に襲われ、





鍵を貰い家に戻るが妻は自殺する運命にあり、





神に扮した悪魔に騙され、





私は永遠に絶望し続けるのだった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ