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⑺『俺が死んだら土葬にしてくれ』

⑺『俺が死んだら土葬にしてくれ』



最近は、身体に痛みを感じることがある。老化、とまでは行かないにしても、歳相応の、身体の崩れだろうか。急に死んだりするものではないだろうけれど、やはり言って置く、俺が死んだら土葬にしてくれ、という風に。



そうなんだ、一番の恐ろしさは、火傷の感覚である。火葬が怖すぎて、今でも、そのことを考えると怖いのだ。土葬なら、自然腐敗、自然死、自然窒息死で、心置きなく、心配もせずに、調子の良い侭に、死んで行けるだろう。



土葬に賛成、と俺は国会で言いたい。死後の権利くらい、個人に持たせてくれよと、願うばかりなのである。土葬は最高、とも言って置きたい。何しろ、火葬が怖すぎて、こんなことを、小説にしている俺は、どうかしてるのだろうか。そんなことはあるまい。

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