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⒃『俺が死んだら土葬にしてくれ』

⒃『俺が死んだら土葬にしてくれ』



多少の生き地獄なら、構わない。というより、或る程度、俺は地獄に居るとは自認している。それでも、時折、幸福が舞い降りるので、まあ、生きて居ようと思う訳だ。それにしても、もうこんだけ、或る程度地獄なんだから、埋葬くらい、自分で決めさせてくれよ、と言う感じだ。



つまり、結句、俺が死んだら土葬にしてくれ、ということなんだが、それさえ果たせれば、ハッピーエンドなんだよ。火葬は危険過ぎるんだ、俺はもう一度、正々堂々と言って置く、俺が死んだら土葬にしてくれ、とね。



まあ、殆どの人が火葬されるみたいだが、日本でも或る地域では、土葬が許されている、ということは、調べたつもりだ。しかし、そこの仕来りに従わなければならない、というようなことも、目にしたのだ。頼むよ、日本、俺を土葬にしてくれないか。

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