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天使の救済

突然の訪問者にワタクシ不覚にも狼狽えてしまいました・・・


股間をまさぐるジジイ。

対処をあぐねる私。

深夜の病室で繰り広げられる緊迫した戦い。


このままでは放尿されてしまう!

薄暗がりの中で私は必死にナースコールの線を探した。

点滴やその他の管が装着されているので、思いのほか苦労する。

どこだ、どれだ?


その間もジジイは、


「ほりょりょ」


とか言いながら、パジャマのズボンを下ろしパンツまで脱ごうとしている。


あった!

頼む、正義の味方よ早く来て!

祈る思いでコールボタンを連打した。


パタパタパタ・・・急ぐ足音が近づく。


「泉さん、どうしましっっっあれっ?

青木さんどうしてここにいるの!ここは違うお部屋でしょ!」


「んが?便所でねえのが?」


やっぱし。


あぶねーところだった。

寝ぼけてんじゃねえぞ くそじじ。

謝る看護師と共に、青木老人は自分の病室へ連行されて行きました。


嵐を呼ぶ男 その名は青木


いつも読んでくださっている皆様

本当にありがとうございます。

きょうは短くてごめんなさい。

次回から青木老人が大活躍します。

お楽しみに!


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