記録1日目-ゆきあそび-
私の名前は『早風 雪呑』
18歳の女子高校生、好きなものは甘いものとふわふわなもの。
嫌いなものはその内できる。
ちなみに今は何をしているかと言うと、
物凄く雪が降っている中、
私達は、小一時間程学校で雪合戦をしています。
流川「それっ」
雪吞「きゃ」
冬華「隙あり!」
流川「ぶへぇ」
雪吞「何今の声w」
流川「雪が口に入った~」
冬華「ごめんごめん、大丈夫~?」
流川「うん、大丈夫」
冬華「はい、立てる?」
流川「よいしょっと、ありがと」
雪吞「ねぇねぇ、そろそろ終わりにしない?」
冬華「そうね~、口に雪が入った人もいるみたいだしw」
流川「む~、いれた本人がそれを言うか!」
こんな感じに喋りながら歩いていると
雪吞「ちょっと待って、雪凄すぎて校舎までの場所わからなくない?」
流川「そういえば分からないね~」
冬華「全く2人はいつもそうなんだから、
こんな時の為のコンパスでしょ?」
流川「いよっ!流石ガラクタ大臣!」
冬華「誰がガラクタ大臣だ、いいから行くよ」
雪吞「ちなみにさ、冬華って方角解るの?」
そう言うと冬華が止まる
流川「そう言えばさ、冬華って小学校の頃から方向音痴だったよね?」
冬華「失礼な!例えそうでもコンパスがあるから大丈夫だって!」
雪吞(待って、冬華の成績って今も昔もオール1だったはず)
雪吞「ねぇ冬華、赤と黒、どっちが北か解る?」
冬華「勿論!赤が南で黒が北でしょ!」
流川「自信満々に言ってるけど逆だよ」
その一瞬の間に方位磁針は回転を続け、
瞬間、「パキン」と音がした。
冬華「あっ、ごめん、壊れちゃった」
雪吞&冬華「「えっ」」
段々と吹雪が強まっていく。
そして、三人は「これヤバいやつだ」と悟った。
雪吞「待って、こういう時の警察でしょ!」
流川「てか先生に電話すれば良くない?」
、、、、「「「それだ」」」
意見が一致した瞬間である。
冬華「じゃあ私が電話するよ」
トゥルルルルルルル
一分後
流川「まだ~?」
、、、、返事がない
雪吞「遅くな~い?」
、、、、返事がない
冬華「何回も掛けなおしてるのに電話繋がらないよ~」
、、、、返事がない
徐々に目の前が晴れてくる。
だが視界が晴れた時、
そこに映ったのは校庭ではなく、
ただの白くて四角い空間であった。
電車の中でうたた寝してたら思いついたので書きます