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秋の桜子詩集

花散らし 春踊る

作者: 秋の桜子

一人歩く道


ふくふくと笑うよに


集まり よせあい


花開く 木々が植えられし


公園の 遊歩道


駅迄の 家までの


抜け道 近道 通勤路



ざわざわと 吹く風


冷たく 髪乱す


それを抑えて立ち止まる


目の前を横切る


柔な踊り子達


手のひらを


舞う花弁にさしのべる


ざぁ と音が流るる 風の音



花散らし


枝をしなるように揺らす


花散らし


はらはらはらりと


花弁を 落とす



薄紅色の


五枚の花びら


個々の姿となり


春を踊る


自由に踊る



風にのり 空を舞う


地に落ち 模様を描く


川に落ち浮かび 集まり


花いかだになり


うらうらと 流れ行く



花散らし



霞かかる 青の空


薄くすじ雲引いていく



花散らし


音たて


たわわな枝 弄ぶ



花散らし


ざっざと 揺らして


花散らす



春の色 空を彩る


春の色 空に昇る


春の色 空で舞う



見上げる青空 白き雲



手のひらに ふありと一片



軽やかな それが降りてきた



春の風強く吹き抜ける



桜吹雪 舞う 舞う


薄き花弁が 空踊る


花散らし 春踊る



見上げる青空


光白い 太陽


小鳥が チチチチュピチュピ


恋の唄 冴えずる


花びら舞う舞う



花吹雪 桜吹雪


柔い吹雪 春の時



一人歩く



花散らし 桜吹雪 春踊る。





















































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― 新着の感想 ―
[良い点]  情景が浮かぶ、何処か懐かしさの感じられる綺麗な詩でした。  言葉の選び、置き方も綺麗に思いました。
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