迷言の作り方講座
この世には名言がある
そして我々もその名言を知って活用している
反対にこの世には迷言もある
我々はこの迷言を知って同じように活用している
つまり迷言も必要だって事
だから迷言を作ってそれっぽくしてみよう
1 それっぽいけど意味の無い言葉
赤の裏は青のようで実は薄い赤
と、ここに一つ意味の無い言葉がある
だが、不思議ではないか
なんかそれっぽい……
これをさらにそれっぽくしてみる
2 嘘だけど意味をつけてみる
これだけでは何か足りないので意味を考えてみよう
まず赤の裏は薄い赤と言う部分を
時間がたったとする
赤が薄くなったら薄い赤だ
次に青のようで
を裏表としてみる
人の裏表を表した感じだ
二つを合体して……
疑ってると単純な事にいつまでも気づかない事
あら不思議。それっぽい意味が出来た!
さて次は作った人を考える
3 偉人っぽい名前
なんかかっこいい名前を作りたい時には
= を入れると良い
確かに =を入れれば
ミョウジ=ナマエ とかでもなんかぽくなる
だが、私は敢えてこの方法を使わない
ありふれているからだ
それにもう一つありふれた作り方がある
それは「当て字」である
例えば いとうたかし とゆう方がいる
これを普通に表記したら伊藤隆って所である
しかし、当て字とはこれをとにかく馬鹿らしくする方法だ
手順として
(1)
とにかく難しそうな漢字を見つける
(2)
当てる
と言った感じだ
実際にやってみると
威竇堯翅
となる
さて、迷言に戻ろう
この迷言には中国ぽい名前を当ててみる
もちろん嘘なのだから嘘を埋遡とする
これを当てると
赤の裏は青のようで実は薄い赤
理遡 (176ー181)
となる
ちなみにネットで有名なあの方の名前を当ててみると……
赤の裏は青のようで実は薄い赤
田所浩二 (114ー514)
……見事に嘘っぽさが加速した。
みんなは辞めようね(てへっ☆)
4 呉餌聖固 を作る
みなさんは故事成語をいくらぐらい知ってるのだろうか
有名なエピソードと言えば
ある商人が妙な物を売っていた
商人によれば この盾はどんな槍も通さず
またこの槍はどんな盾も貫くと言う
それを聞いた一人の客が言った
じゃあその槍でその盾を突いたらどうなるのか
商人はブチ切れて槍を客にぶつけて大罪をくらったのだった
その後……盾はどこかの家に保管されてるらしい。だが、行方は誰も知らず
と、これな矛盾のエピソードだ。
え、?最後に嘘が混ざってる?
古文なんて大体嘘だから大丈夫大丈夫。
これを真似してエピソードを作ってみる
ある村人は岩に貼り付けられた一枚の赤い紙を見つける
それは知者曰く何十年か経つと自然に剥がれるらしい
それを聞いた村人は気になる事があった
紙の裏の色である。
村人は知者や王族等に聞いてみたが誰もが分からないと言う
そこで村人は思った。この紙の裏は実は海の様な色をしており、見た人は幸せになるのでは?と
それから紙の前でずっと待ち続けた。
それはそれは長い間だった
やがて村からは皆が去った。
馬鹿らしい村人と暮らしたくないからであれ
それでも待ち続けた
そして、数百年たったある日、紙は剥がれた
すぐさま村人は紙を確認する
だが、そこにあったのは裏が薄い赤の紙だった
驚愕した村人はその場で亡くなってしまうのだった。
たまには簡単に考える事も必要である
……えらく長くなってしまった
だがこれで迷言の完成だ。
最後に全部を合わせると
赤の裏は青のようで実は薄い赤
理遡
由来
ある村人は岩に貼り付けられた一枚の赤い紙を見つける
それは知者曰く何十年か経つと自然に剥がれるらしい
それを聞いた村人は気になる事があった
紙の裏の色である。
村人は知者や王族等に聞いてみたが誰もが分からないと言う
そこで村人は思った。この紙の裏は実は海の様な色をしており、見た人は幸せになるのでは?と
それから紙の前でずっと待ち続けた。
それはそれは長い間だった
やがて村からは皆が去った。
馬鹿らしい村人と暮らしたくないからであれ
それでも待ち続けた
そして、数百年たったある日、紙は剥がれた
すぐさま村人は紙を確認する
だが、そこにあったのは裏が薄い赤の紙だった
驚愕した村人はその場で亡くなってしまうのだった。
たまには簡単に考える事も必要である
意味
疑ってると単純な事にいつまでも気づかない事
以上だ。
あ、皆さん迷言を作る際には
裏が青なんじゃないかみたいに疑いすぎないでくださいね~
エイプリルフールにあげれば良かった……